私は京都に行くのが好きで、一年に一回は行っているような気がします。
そういえば今年は行ってません(笑)
でも先日久しぶりに私が京都に行ったときに楽しみにしているものの
ひとつの 庭 と戯れてきました(笑)しかも今回は岡山で~!
というわけで今日は重森三玲 の ふるさとと庭を見ていくツアーに参加のお話です。(ほんの一部ですが~)
実は、友人がこの重森さんのお弟子さんにお庭をお願いすることになり、
参考も兼ねて、しかもその方がツアーガイドということで貴重なものを見せていただきました。
重森三玲さんは実は昭和を代表する庭園家で、京都の有名なお庭などもあります。
京都の東福寺方丈庭園や松尾大社庭園などもそうなのです。
そして、この方、なんと岡山県出身でした。
岡山県に住んでいながら知りませんでしたが、
今回はふるさとの庭めぐりということで京都ではありません(笑)
ふるさとである吉備中央町の賀陽庁舎の中庭です。「友琳の庭」といいます。
京都の友琳会館の庭だったものですが、閉館に伴いこちらに移築されたものです。
当時としてはかなりモダンだったと思います(昭和44年)。
束熨斗模様にヒントを得てつくられたそうです。
水が張ってあり、どこを見ても水面がゆれているように設計されております。
こちらは上の最初の写真の庭の右手前です。
どちらも奥の塀が低いことにお気づきですか。
山間に囲まれた庭なので、後ろの風景も庭の一部と考えられてこの高さに作られたそうです。
三玲さんの初期の作品です。実はこちらは一般の方のお宅の庭なのです。
それゆえにこれらは普段は見れないお庭です。
そしてこちらも。個人のお宅のお庭です。
こんなふうに家の中からお庭を眺められるなんてとても贅沢ですよね。心が落ち着きます。
重森さんは、作庭だけでなく、建築、お茶、お花、書、絵その他
なんでもこなす方だったようでいろいろな作品もありました。
茶室もいくつかあります。
こちらは重森三玲記念館にある「天籟庵」
永遠のモダン、の記録としてほんの少しですが、掲載させていただきました。
皆様、もし京都に行かれることがありましたら
実は三玲さんの作品に結構出会っているかもしれません。
思い出してみてくださいませ。
最後まで読んでくださりありがとうございます。