陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

実家終い

2024-04-10 11:10:16 | Weblog
昨日の風雨で少し散ったけど、桜が満開ですなぁ。 
やっぱり、新年度初めの桜は格別でござりまする。

とはいえ、昨今のワタシは疲労困憊なんですわ。夜もよう寝られんし。。。
いえ、家人の「実家終い」でござりまする。
以前から少しづつ整理をしてきたんやけど、一昨年の秋から本格的にこの「実家終い」を再開したのでござりまする。
今年に入ってから売りに出していた家屋に買い手が現れ、動き始めたのはええとして、
ただ売るだけなら値段を下げたら何とかなる話しなんやけど、家屋の保存登記がなされておらんかったり、敷地の地番に滅失登記がなされておらん隣宅の(現存しない)家屋が(登記上)残っておったりで、それらの処理に煩わされたんですわ。
勿論、土地家屋調査士や司法書士の手ぇを借りるんやけど、大変でござります。
整理しきっておらん残った荷物の搬出や処分もありますしなぁ。

加えて、母屋以外にも他の宅地や田畑があって、田舎の、しかも少々立地が悪いところは買い手なんぞおりまへん。この間ずっと近所の親しかった人が力を貸してくれて、半ば強制気味でやっとこさ買い手を見つけたんやけど、これらの値段は実質タダですわ。

あれやこれやで、先月末から家人と一緒に帰省し、何とか問題解決の道筋をつけることができた次第。
今は、山の頂上辺りから下り始めたという状態ですかな。
まだ実務がいろいろ残っておるけど。。。

ワタシは足腰の調子が悪いもんで、帰省するのは大変なんやけど、放置しておったら、現地の事情が分からん子供たちに問題を残すだけやし、一大奮起して行ってきた次第。
中共ウィルス禍もあって、久しぶりの長旅でしたわ。

けど、田舎の地価は驚くべき安さですなぁ。信じられん程ですわ。
ま、それが田舎の良さの一つかも知れんけど。
この実家終いが終わっても、まだワタシも家人も田舎の墓が残っておるし、これをどないしますかなぁ。。。

今の心境は、子孫に財産を残すのは考えもんや、ということ。
現金やすぐに換金できるものは別として、それ以外の財産なんぞ残さん方がええですよ。
売れない不動産なんぞ、それこそ「負動産」ですからなぁ。
もっとも、今のワタシは、現金を含め、財産というべきものは殆ど無いんで、それを実践しとるんやけどね。 
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