陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

大文字送り火騒動

2011-08-17 08:52:53 | Weblog
昨夜、大文字山をはじめ、京都の五山送り火が行われたそうですなぁ。
―すべての御霊よ、安らかに―
ふむふむ、結構なことでござります。

結局は、陸前高田の薪は使わなかったそうで、
京都市民&観光客は一安心でござりましたなぁ。

最初:大津波で倒された岩手県陸前高田の松の薪 ⇒放射性物質への懸念から中止
結果:陸前高田の別の松の薪 ⇒放射性セシウムが検出され使用中止

では、最終的にどこの薪を使うたのでござろう?
陸前高田から届いた薪はどのように処分するのでござろう?
京都市は、広く発表&報告してもらいたいものでござります。

一方、報道によると、平泉の大文字焼きでは倒壊家屋の木材などを火床に使うたそうですなぁ。
あれれ?
なんで違いが出たんですかなぁ。
陸前高田は、フクシマからかなり離れていますがなぁ。
へ?
距離の問題ではない?
放射性物質が問題なのでござると?

  【余談】
  京都市民の声-外に出ることはない声を代弁しますとな、次のとおりでありましょう。
  大文字と他の送り火を比較するとは無礼千万。
  歴史が違いますぞ。レキシが。

ほう。
ならば、京都のお人は、市長をはじめ関係者の智慧が足りませんなぁ。
本来、送り火に使う薪は護摩木と呼ばれ、神聖なものでござります。
神聖か、そうでないかはセシウムの有無とは関係ないのでおじゃります。
なお心配ならば、それに加えて、五山の「大」「法」「妙」「左大」「船形」の字(形)を縄で囲うか、
京都市の周囲を縄で囲うて結界を作れば宜しいのでござりますよ。
神道では、縄で囲った場所は神域になるのでござりますからね。
さすれば一件落着でござりましたのに。。。

へ?
送り火と神道は関係ない、ですと?
いえいえ、そんな偏狭な考え方はおやめなさいな。
この際、アウフヘーベンするのでござります。
えいっ! という具合でござりますよ。

ところで、京都では、肉も魚も野菜も乳製品も、被災3県のものは売れないんでしょうかなぁ。
これから東北のお人は入洛禁止になるんですかな?
知らなんだでござります。
トシのせいでしょうかなぁ、世の動きがわからんようになってきたようでござります。
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