A&Pの☆お宿千夜一夜

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高槻 Man Puku かふぇ 寒天発祥の地で食べるヘルシーランチ

2012-12-03 15:00:00 | 近畿・食
高槻の北、南平台にあるお店に着いたのは11時~と聞いていたランチタイム

スタート後。

駐車場に車を停めると雨が・・・でも青空が見えていたので店へ急ぐ。

朝9時開店のはずなのに看板はクローズになっています。



  2010年7月オープン。

店には電気がつき、人影が見えたので尋ねると大丈夫との事で、席に案内される。

細長い構造の店は、中央の厨房をはさんで前後に客席があります。

奥はどうやら予約客の席のようでした。

まだ私達だけでしたが、入口&窓側の2人がけに着席。

  後でこの一画は禁煙席だと判明。

喫茶もされていますが、テーブルは大きなもので使いやすかったです。

調味料やナプキン、つまようじ等、何も置かれていなくてシンプルでした。

メニューはいろいろあります。












ランチメニュー


 注文したのは、週替せいろランチと湯葉どんぶり

 オーダー後、最初に共通して出たのが、

 温かいしょうが味の寒天ドリンク。

他は全体的に優しい味でしたが、これはしょうが味のきいた、はっきりした味でした。

先にきたのが

・週替せいろランチ(1,000円)

メインはハンバーグドミグラスソースか鰆のトマトソースから選択。

パブロフ、ハンバーグを主張。





 寒天入りのお味噌汁は後から。 お椀はうさぎ柄



野菜サラダ、オムレツ、ポテトサラダ付。



 せいろ蒸しの湯気がホワホワで美味しそうでしょう。

寒いからいつまでもこの状態でした。

窓ガラスも全部曇ってしまって(笑)

エアコンは入っているのですが、足元の暖房は何もなくて、さらに私達の席は

人の出入りの度に、入口から風が入ってくるので寒かったです。


・京都湯葉半升さんの湯葉どんぶりBランチ(850円)





これは京都の有名店「半升」から直接仕入れた「引き上げ湯葉」使用。

売り切れご免だそうです。

あきらかに野菜不足なので、せめて野菜の浅漬けとかついていれば。

それとこれ位の量なら、お盆にまとめて持ってきてほしいなぁ。

ランチに共通の小鉢とプチデザート
  

日替わり+デザート150円を1つ追加して、1人1000円相当にしました。

デザートは入店時に必ず横を通るショーケースの中にいろいろあったので、持ち

帰りできないものを聞いて、りんご入りパウンドケーキを選択。

アイスもついてボリュームがありました。



 ランチのデザートと比べると大きさがよくわかります。

 2人で食べられるようにか、半分に切ってありました。

このケーキとガトーショコラは、もうすぐ持ち帰りできるようになるそうです。

水のおかわりに来てくださいましたが、和食なので、できればお茶を一杯所望の気分。

これは寒かったからだと思います。


Man Puku かふぇというネーミングは、たくさんの幸せの「万福」とお腹いっぱいの

「満腹」という意味を合わせて名付けられています。

残念ながら私は寒さが先に来て、懐石という言葉を思い浮かべていました。


オーナーは寒天販売メーカーの営業を15年間務めた川畑貴弥さん。

とても優しそうな感じの方でした。

野菜のソムリエの資格もお持ちのようで、野菜は一旦干してから蒸すなど、手間を

惜しまず丁寧な仕上げのようです。

 店のテーマカラーはグリーン系。

 若々しく、明るい感じの店内でした。






※食物繊維の王様とも言われる寒天。

海草の「テングサ」が原料の寒天は低カロリーで、ダイエット食としても注目

を集めているが、生産の発祥の地が高槻であることはあまり知られていません。

私も信州、伊那あたりと思い込んでいました。

寒天は江戸時代初期の京都で、屋外に放置されたところてんが凍結と乾燥を繰り

返して偶然生まれた産物。

厳しい冬の寒さや水の調達の便など、製造に適した条件が揃っていた高槻で、

宮田半平という人物によって生産方法が確立されたという。

現在は気温の上昇、需要の減少等の理由で、市内の生産者は川畑さんの実家のみ。

人気No.1は「寒天なめらかプリン」

卵もゼラチンも未使用なので、アレルギーのある人などにもいいですね。



この後、カフェ併設のラスクの専門店に行く予定にしていたのですが、こちらの

店にも珍しい寒天ラスクがあり、とりやめる。

 かわりに寒天わらび餅 抹茶味とコーヒー味を持ち帰り。@200円

 コーヒーフレッシュがついていました。

かなり弾力があり、ちょっと○ン○ンライフの蒟蒻畑を思い出しました。

やわらかいからハート型は無理かな。

抹茶はわらび餅らしい、なめらかな食感でした。

 ただ、どちらも量はかなり少なめで、容器の半分しか入っていません。

トイレは厨房の向かい、店の中央、階段下を利用したスペースにあります。

    

 すごくかわいいんだけど、他に置くべきものがあると思う。

夏に行けば良かった。


店  名 Man Puku かふぇ マンプクカフェ

住  所 〒569-1042 大阪府高槻市南平台4-3-9 TEL 072-692-2626

営業時間 9:00~18:00(L.O17:30) ランチは11:00~

定 休 日  日曜・第3月曜

駐車場 4台

座 席 18席

道路の反対側は印象的な住宅群。


次回も高槻のお店です。

お得なプランで、街中に新しくできた温泉とワンコインランチを楽しんできました。

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