放浪日記

刮目せよ、我等が愚行を。

モグモグ隊 高雄遠征 第8話

2019年03月01日 | モグモグ隊



更新頻度が遅くて申し訳ないです…。



モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)



老夫婦が作る絶品の市場飯で順調なスタートをきった、モグモグ高雄旅2日目。

といっても、今日特にやることを決めているわけではないので、さっそく手持ちぶさたである。
ぶらぶら散歩をすると言っても、観光地はまったく興味がない我々なので、とりあえず日本統治時代に市政の中心だった鹽埕エリアへ行くことに。地下鉄のオレンジ線で終点の一つ手前、鹽埕埔站に降りる。





駅から地上に上がると、そこにはカラフルな衣裳を身に着けた子どもたちが。
よくわからないが、おそらく近所の子供たちの何かしかのイベントだろう。
周りでは、愛息愛娘を見守る親御さんがずらり。
こういうのは、国が変わっても同じなんだなあ。
メンバーの中で唯一の子持ちであるリーダーは、温かい目で見つけていた。親の目ってやつだ。




近くには、イベントのマスコットなのか、こんなものも。








子どものイベントをやっているすぐ隣には、寺院があった。
今回初台湾の(し)は、台湾のお寺を見るのも初めてなので、暴飲暴食しても胃もたれしないように祈願してみた。





日本人の感覚からすると全体的に派手なのだが、屋根は特に豪華。
この色彩感覚はなかなか真似できない。






このあたりは、いまはすっかり下町の雰囲気あふれる、のどかな町並みだが、日本統治時代に高雄駅が置かれていたそうで、かつての繁華街だったそう。
こんな感じで、日本時代に建てられたであろう古い建築物もちらほら見かける。
個人的には大好物の趣だ。





路上で我が物顔で居座る犬。
アジアって、野良犬が非常に多いけれど、あんまり吼えたりしない。
けっこう近くを歩いていても、我関せずの顔で昼寝をしていることも。
ただ、この犬は結構オーラを出していたので、これ以上は近付けず。



と、少しお腹をすかせようと高雄の下町を散歩していた我々だったが、中でもメンバーの注目を集めたのがこちら。




根っからのバイク乗りである(を)(や)が、見かけるとすぐに食いついた。
ハンドル部分と座席が切り離されていて、通常では考えられない改造らしく、「魔改造!」と連呼。
どうやらこれ、車いす専用に改造された原付のよう。
台湾は原付が市民の足になっているので、ハンディキャップをもった方々用のバイクがあっても何の不思議もない。





さらに進むと、町の一角では市場があった。




市場を歩く。
この雰囲気は、東南アジア。
野菜や肉、魚など、生鮮食料品を中心に販売されていたが、残念ながら旅人が気軽に買えるような品物はあまり見当たらなかった。






図書館の看板。
なぜにこれほどマンガ押しなのかがわからない。




そして、我々がこの町に来た目的は、実はここ。





建ち並ぶカラスミ屋。
台湾に来たらカラスミが安くておいしいという情報を得たので、今晩の晩酌用に買い出しにきたわけだ。
この一角にはずらりと店が並ぶ。







訪れたのが少し早かったのか、何店かは開店準備中だった。
悩んでいても、結局分からないので、ここはモグモグの勘を働かせ、店を決めた。




店の前には、天日干しのカラスミがずらり。
うーんおいしそう。

店のおばちゃんが片言の日本語ができたので、いろいろ聞いていると、やはり炙って食べなければいけないよう。
我らが駐屯地(ホテル)にはキッチンがないので、これは食べられないのではと、一気にメンバーの機嫌が悪くなりかけたところで、おばちゃんが「ここであぶってあげるヨ」と優しい一言。
それではお願いしますと、予定を変更し、炙りカラスミを購入。

「ライターでも炙れるけどな」と(を)が言うも、絶対ガス臭くなりそう…とメンバーは発言を無視。

ほのかに薫るカラスミを持って、さあ次の目的地へと向かおう。


(つづく)

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