長野県上田市で
「第27回上田古戦場ハーフマラソン」
~「日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)」真田幸村公の郷~
の鍼灸ボランティアに行ってきました


選手や来場者に「はり灸は痛くないよ!熱くないよ!怖くないよ!」という啓蒙活動が目的です

大会は上田市にある「県営上田野球場」を出発し、ハーフ・10㎞・5㎞・3㎞・2.5㎞を走る市民マラソンです。
一緒に安藤湧先生が同行してくれました。

スポーツ大会のボランティアは、僕自身初挑戦で何をしていいのやら~~不安と期待とが半々で向かいました。
まずは粗品の準備や会場設定、のぼりや看板の設定など朝6時30分から眠い目を擦りながらバタバタと働いていました



7時から選手の受付が始まるようなので、準備は急ピッチ





ところが、開会式前には疾走前の選手が来るだろうという予想はありましたが、準備をしている間にも選手が続々と体験依頼に来ました



僕の予想では、マラソン後は多くの方が来て頂けるだろうと思いつつも、スタート前は暇だろうと思っていたのでビックリ



開会式では元マラソン選手で現在はスポーツコメンテーターの千葉真子選手が特別ゲストランナーとして皆にエールを送ってました


その後も、選手が疾走中は観覧に来た人や家族を相手に体験をして頂きました。
選手がいなくなった会場では、太鼓の演奏があったりして大いに盛り上がっていました




そして、1時間もすると続々と短い距離の選手がゴールして来ては体験をしていくといった流れとなり、2時間もすると大盛況で待合も一杯の状態に!

そのまま、終わりまでベッドも待合も一杯でした。
結果として、180人を超える体験者への治療をスタッフ19人で行いました



そんな中、僕も微力ながら、精一杯来場者や選手に「はり灸体験」や治療をさせて頂きました




いやはや、前日までの天気の悪さから打って変って、快晴に恵まれ時期外れの暑さもあって疲れました


今回は、
(社)長野県針灸師会 総務部長 東信地区代表理事
ふるさとの針灸院 工藤恒先生
と
NPO全国鍼灸マッサージ協会 長野支部支部長
くま鍼灸院 熊谷賢一先生
ほがらか鍼灸院 大野朗先生
が中心となり、長野県の東信地区を中心に各地から集結したため、普段行っている治療方針や考え方も違う先生方の治療を垣間見れる絶好の機会でした。
なかには、臨床経験年数が短くてもテキパキこなしている若い先生や、ベテランの安心感のある先生などどれも勉強になることばかり


選手のニーズに素早く応えて、原因を究明し結果を出し、その後のケアの仕方やトレーニングや日常生活に至るアドバイスまでこなす姿は、大変頼り甲斐があるし勉強になるなぁという言葉しか出ませんでした。
そしてまだまだ、勉強しなくてはいけない事がたくさんあると僕自身実感しました


それでも、僕も湧先生も普段とは違う空気を楽しめたボランティア活動でもありました




今回のように、こうして違う団体((社)長野県針灸師会・NPO全国鍼灸マッサージ協会)の鍼灸師がお互いの垣根なく、ただ目の前の患者さんのために一致団結して行う事はきっと珍しいイベントです。
多くの団体があるこの業界で、こうした活動を多く行い、仲間意識を高め、多くの人々に体験してもらい、鍼灸のイメージを変え、体が辛い時には鍼灸をやってみようかなって思う人が増えれば、結果として自分達の治療院の患者さんの数も増える

現在、20歳以上の国民が1年間で鍼灸治療を利用する率は概ね約6~7%と言われています。
実数に換算すると約600万人~700万人

この数を更に伸ばす為にも、この様な地道な活動がとても大切なのだと今回の活動を通して改めて気付かされました。
これからも患者さんのため、地域のため、鍼灸業界のため、そして自分のためにも出来る事を一生懸命に、微力ながらも貢献していき、日々精進して行きたいと思います






【 最初の一歩を踏み出しなさい。
階段全体を見る必要はない。
ただ、最初の一段を上りなさい。 】
― マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
(Martin Luther King, Jr) ―
(牧師、キング牧師)
【 自分が変わるには、
自らの愚かさをあざ笑うことだ。
そうすれば見切りをつけ、
前進することができるのだ。 】
― スペンサー・ジョンソン(Spencer Johnson) ―
( 医学博士、心理学者、作家 )
やすとみ鍼灸整骨院
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