9月23日(土)の事。
石巻市雄勝に行ってきました。
雄勝の道の駅「硯上(けんじょう)の里」で
「鮪(まぐろ)の解体ショー」
「鮪(まぐろ)のおふるまい」
そしてサムアパライブ
があったからです。
雄勝は
mapで検索すると
予想していたより時間がかかりそうでしたので
行きは高速を使いました。
ちょうど
解体ショーが始まる
少し前に着きました。
「鮪の解体ショー」
見るのは初めてです。
しかも解体しているのは
雄勝の漁師さんではなく
三重県津市在住の魚問屋「丸政商店」
の鯖戸伸弘さん。
2011年の東日本大震災の時
復興支援に駆けつけてくれた事を機に
それから12年の間
雄勝の町を中心に東北に思いを馳せてくれ
毎年(コロナの時を除く)
一年に一度
この地にやってきて
みんなを励まし続けてくれたというのです。
震災の年に助けて頂いただけでも
十分に感謝したい思いですが
それを
10年以上続けるというのは
なかなかできる事ではないなぁと思いました。
※中日新聞 津市民版よりキャプチャしました。
鯖戸さんおひとりではなく
すし職人さんや仲間の皆さんと
バスを貸し切って来てくださったので
会場も
とても明るく賑やかでした。
大きな鮪は
解体師鯖戸さんの手で
無事に「切り身」に変身しました。
解体ショーのあとに
サムアパライブ
(サムアパライブについては②で詳しくお伝えします)
そしてそのあとに「鮪のおふるまい」があり
私も並んでご馳走になりました。
こんなに長い行列の後方でしたので
「ここまではまわってこないかな?」と
サムアパオフィシャルカメラマンのSさんと
話していたのですが
余裕でご馳走になる事ができました。
新聞には「1200食準備」
と書いてありましたもの、ね。
(凄い数です。)
しかも鮪だけでなくサーモンも入っていて
三重の皆さんのやさしさも味付けに上乗せされ
今まで食べた中で一番甘くて美味しい
マグロ丼でした。😊
その上
鯖戸さんたちは「支援金」も
持ってきて下さり
それは
青い鯉のぼりプロジェクトの
伊藤健人くんに手渡されたのでした。
(久しぶりに健人君の元気な笑顔を見る事ができた
のも嬉しかったです。)
12年。
ここで一区切りとの事。
ここまで復興支援を続けてくださった事が
奇跡のように思えます。
沿岸部在住ではなく
地震被害もさほど大きくなかった私ですが
その最後の年に
おふるまいをいただき
皆さんの温かさを感じる事ができて
凄く幸せに思いました。
きっと
雄勝の人たち
石巻の人たちは
私以上に感謝しているだろうと思います。
鯖戸さん
仲間の皆さん
三重県の皆さん
本当にありがとうございました。
誰かにやさしくしてもらった人は
違う誰かにやさしくすることでお返しをして
やさしい気持ちが受け継がれていく
そう
私は願っています。