12月12日(日)
昨年の1月から3月まで
某所で
非常勤職員をしていました。
ほぼおばちゃん達で
占められている集団の中に
3人の若者がいました。
彼らは大学四年生で
4月から正規の職員になるため
一足先に
仕事内容を把握したいと
アルバイトを志願した
真面目な人たちなのでした。
3月の末
帰り道が一緒になった時
「4月から頑張ってね!」
と声をかけると
「本当は〇日に
県内の新人がみんな集まり
研修をするはずでしたが
コロナのせいで
リモートになってしまいました。」
と彼女は答えました。
(その頃
またコロナ感染者が
増加し始めていたのです。)
「えぇーっ?」
と驚く私に
「妹はもっと可愛そうなんですよ。」
と。
他県の大学に合格し🈴
下宿先も決まったのに
入学式も授業もリモートで
という知らせが届き
それなら
他県に引っ越す必要は
ないのではないかと
躊躇している真っ最中
との事でした。
私たちの時代には
当たり前だった事が
当たり前でなくなっている
コロナ禍の現実。
若者たちが
こんな大きな負の影響を受けている
という事を実感しましたが
悲しいことに
その時
私は
言いたい思いがあるのに
彼女にかける言葉を
自分で見つける事が
できなかったのでした。😢
「プロフェッショナル」
の番組中盤。
夏井先生が
「コロナ禍」をテーマに
ご自分で作られた句から
20点ほどを選び出す
シーンがありました。
マスク アクリル板 加湿器 無菌室
現実を映し出す様々な言葉が
並べられた俳句たち
の一番最後に
夏井先生が紹介された
ひとつの句が
私の心をうちました。
「青き踏め
マスクを鳩として放て」
「希望があるでしょう」
「決意も願いも祈りも希望も
後悔もみんな入っている」
「全員がマスクを鳩のように放って
青きを歩き出す時が必ず来ます」と
夏井先生は仰りました。
夏井先生が作られた意図とは
違うのではないか
と思うのですが
この句を読んだ時
私は
あの日
彼女に言いたかったのは
これだ!
と思いました。(^_^;)
コロナ禍で
何もかも制限されて
大変な世の中ではあるけれど
1度だけの
大事な大事な青春時代
若者たち
決して諦めないで
こんな不自由な中でも
出来ることを見極めて
歩き続けてほしい
私は
そんなエールを
送りたかったと思うのです。
青き踏め
マスクを鳩として放て
たくさんの言葉を用いても
表せなかった思いを
たった17音で伝える事のできる
俳句という形。
そして
その形を用い
キッパリと
気持ちを表現する事のできる
夏井先生。
特に
その凄さを感じた場面でした。
※画像はテレビ番組よりキャプチャしました。
★さて私のこと。
10日は
友人のお母さまが
お亡くなりになったので
もう一人の友人と共に
お別れをしてきました。
学生時代に
優しく声をかけて頂いた事が
思い出されます。
たくさんの花に囲まれて
安らかに眠られますように。
11日は
朝早く
クラブの某チームのリーダーから
「テキストの表紙を作成してください」
という依頼のメールが来て
格闘していました。
15:00ごろ何とか出来上がり
リーダーからもOKが出たので
良かったです。
今日も
別分野のパソコン作業に取り組みつつ
合間に
作り置き料理も幾つか
準備する予定です。