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さりげなくHAPPY DAY

一日一日の大切さ。なんでもない日常生活でも、さりげないhappyを見つけ綴っていきます。

都七福神歩き⑤~京都

2022-07-20 | 歩き食べ
都七福神5つ目に行くのは、

⑤ 行願寺~寿老人

(京阪電車 神宮丸太町 徒歩10分
 地下鉄東西線 京都市役所前 徒歩15分 )

ここは蓮が見られるということで、早めに行きました。


天台宗 革堂行願寺(かくどう ぎょうがんじ)



西国三十三個所第19番札所となります。


6月末でしたので、ちょうど蓮が咲いていました。



蓮の花を見ただけで、極楽浄土に近づいたような気持ちになります。



一千年の歴史をもつお寺。
本堂は「有形文化財」に指定されています。


行願寺を創建した行円が俗人のころ、鹿を射止めた所、
その鹿が子を孕んでいたことから悔いた行円が仏心を起こし、
1004年に寺を建立し、千手観音像を刻み安置しました。
さらに鹿の皮を衣と身に着け布教したので、
「皮聖」(かわひじり)と呼ばれ、
寺は「革堂」(こうどう)と称されました。

なんという心優しい、行円さまなのでしょうか・・・😭 



行願寺には宝物館があり、行円が着ていた「鹿の衣」と「幽霊絵馬」が
所蔵されているそうです。
毎年、地蔵盆の頃、
2022年は、8/21~23まで「幽霊絵馬供養」として一般公開されるようです。
絵馬は、縦1m 横30㎝で、幼い子供をおぶった女の子の姿が描かれてあり、
その女の子が大事にしていた手鏡もあるそうです。


幽霊絵馬のお文(おふみ)の悲しいお話。

革寺の近くにあった質屋の主人、八衛門は強欲で気が短いことから、
「鬼の八衛門」と呼ばれていました。

その八衛門に子供ができたので、
子守りとして近江からお文が連れてこられたのです。
母から「辛くても我慢するんだよ~」と手鏡をもらい、
送り出されたお文。

子供は、すぐにお文になつきました。
子供がむずがる時には、革堂から聞こえてくる御詠歌を
子守歌代わりに唄っていました。

しかし、その御詠歌が気に入らなかった八衛門。
八衛門は熱心な法華信者(日蓮宗)だったのです。
お文が唄う革堂の御詠歌(天台宗)を子供に唄うなど、
とんでもない!と不満がつのっていました。

ある日、その不満が爆発!

「御詠歌を子供に唄うな~!」とお文を折檻の末、
殺してしまったのです。
そして、庭に埋めました。
お文の親には、娘が出て行ってしまったと嘘をつきました。



心配したお文の両親は、八衛門に詫び、探し回りました。
革堂でよく子守りをしていたということを聞き、
革堂の観音様にお文の居所を教えてくださいと拝み、
お堂に泊まることにしました。
するとその夜、両親の目の前に現れたのは、
お文の幽霊。
「わたくしは、もうこの世にはおりません。
 ご主人に殺され、庭に埋められました。
 ここは暗く寒いのです。
 どうか、堀り起こし供養して下さい」
お文の足元には手鏡が置いてありました。

翌朝、両親はお奉行所に駆け込み、
八衛門の庭を掘り起こし、亡骸を供養しました。

不憫なお文のために、子守り姿のお文を絵馬にし、
大好きだった革堂に奉納したといわれています。

まだ宗教もわからないであろう女の子でしょうに・・・

人の心を救うための宗教であるはずが、
人のお金、財産、家族、心、命を奪うことになるなんて。
あってはならないと思います。😠 



😅 す、すっかり七福神がどこかへいってました。

行願寺には、寿老人堂がございます。



安土桃山時代に造られた寿老人像が安置されているそうです。



寿老人は、巻物をつけた杖をつき、頭が長く、
不老不死の桃を持ち、鹿を連れているそうです。
右から3番目が寿老人さまですね。

このお寺に縁があるのは、鹿つながりですか?


また、行願寺は「猫寺」とも言われていたので、
猫ちゃんに会えるかな?と期待してましたが、
鳴き声すれど、姿が見えずでした。

残念でした~。




行願寺を後にして、寺町通りを四条へ下って行きます。

               ~ つづき ます ~


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都七福神歩き④~京都

2022-07-17 | 歩き食べ
ちょうどTVをつけると、
京都祇園祭の山鉾巡行の様子をやってました。

京都は町全体で伝統を守らなければならないので
大変でしょうが、
その分、魅力的な建物やお店が多いです。
インバウンドが戻るまでは、
行けるだけ京都に行きたいと思っています。



さて、都七福神巡り④つ目へ・・・

④ 東寺・・・毘沙門天



東寺は、平安遷都と共に建立された国立の寺院になります。
弘法大師 空海により講堂や五重塔が建てられ、
1994年には世界遺産に登録されました。




五重塔は、54.8mで日本一の高さの木造建築だそうですが、
落雷で4度焼失しました。
現在の塔は、徳川家光の寄進による江戸時代前期のもの。


蓮の池の周りを歩いているカモ。
さすが観光地のカモ!とても人慣れしていました。



ここの蓮の花も、あともう少し(訪問が6月中旬なので)



京都駅から東寺へは歩いて15分位でしょうか?
6月中旬といえど、夏日でしたから・・・暑い😫 
頭の中は・・・かき氷、かき氷となっていたのでした。
いや!かき氷より前に、毘沙門天さま。。😖 我に返り。


宝物館へ




菅原道真が参拝した毘沙門堂や、空海が住んでいたとされる御影堂も、
見どころだそうです。


毘沙門天さまは・・・ここかな?



覗き込むと、、、あっ、いらっしゃいました!
睨まれました😅  
いや、最初から、あのようなお顔なのだ。

都を監視していた毘沙門天さま。
平安京の入口である羅城門の楼上に祀られていたが、
平安末期に人々の手で東寺に運ばれてきたそうです。

無事に会えて、ほっとしました。

近くに目についたのが亀。
耳がついてる亀なんているの~?



この亀ですが、調べてみると亀ではありませんでした。

「贔屓」(ひいき)さんだそうです。
龍の子供らしいですよ。
甲羅があるのにねぇ 😅 

贔(ひい)・・貝が3つ(財産)を3つ合わせて重い荷物を背負う事。
屓(き)・・・鼻息を荒くすること。
「贔屓」(ひいき)ということは、そうゆうことなんですね。

下唇を噛み、食いしばっているそうです。

その贔屓さんですが、ご利益ありまして、
体の悪い所を(贔屓さんを)触り、
右回りに歩くと良いとの言い伝えがあるそうです。

誰も待っていませんでしたから、
「もう~ゆうてもね~。全体!です。」
「お願いします~」と言って右回りしておきました。


目的達成したので、またかき氷を思い出しました。

東寺を後にし、の字に向かってお店に歩いていったけど、
休業~!!  😫 

かき氷の妄想は、消し去ることにしました。



ここから、20分は歩きます。
暑い中の修行です。

河原町七条の方まで早歩きすると、

kaikado cafe (カイカドウ カフェ)



有形文化財になっている建物ですが、カフェになっています。

明治8年に創業された手作り茶筒司の老舗の「開化堂」さんが、
2015年にオープンされたカフェ。

中へ入ると、解放感のある窓と高い天井。






暑い日の夕方でしたので、西陽を避けて座りました。

中庭のテラス席もあります。





茶筒をモチーフにされているのでしょうね。
コップもランプも、拘っておられます。



湿気を寄せつけないくらい密着する茶筒って、日本の素晴らしい技術。
茶筒からお茶っ葉を出すことも無くなってしまいましたが、
コーヒー豆を保管したり、紅茶、漢方、・・・いろいろ工夫して使えます。






この日は、宇治萬福寺(布袋尊)と京都東寺(毘沙門天)の
2つを周りました。



この日歩いたのは、16,784歩 

都七福神、残すは福神です。

                 ~  つづく   ~


***  およみいただき、ありがとうございます。





都七福神歩き③~京都

2022-07-15 | 歩き食べ
都七福神巡り 2回目に周ったのは、
京都の宇治からになります。

③萬福寺~布袋尊



黄檗山萬福寺
1661年中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」により
開創されました。




萬福寺額は、隠元和尚書


ここは日本?と思うほど、中国的な特徴が色濃い。
江戸初期~中頃にかけて、黄檗山萬福寺の住職は殆どが
中国から渡来した僧侶でした。









立派な、布袋尊いらっしゃいました。


布袋さまは、七福神の中で唯一、実在した人物で、
後梁時代の中国浙江省の契此(かいし)というお坊さま。
大きな袋を持って国中を旅したことで、
いつしか「布袋さま」と呼ばれるようになったそうです。

旅する中で、貧しい人々に救いの手をさしのべ、
必要な物を与え、救われた人からは御礼を頂き、
感謝と慈悲の心がこの大きな袋に詰められているといいます。

お金と食べ物が入っているんだと思っていた私・・・(単純~)




「ゴーー---ン」 
ちょうど鳴らしたら、お昼の子の刻でした。



蓮の池もありました。


しかし、まだ6月中旬。ここの蓮はまだ咲いてなかったです。


萬福寺では、中国風精進料理「普茶料理」が頂けます。
5年ほど前に、頂いたことがあります。

大皿に盛りつけてあり、それぞれが取って食べるのが、
普茶料理のいいとこ。
日本の精進料理とは雰囲気が違います。
しかし、コロナ禍になってからは、
一人分づつ盛り付けて提供されているようです。

残念ながら、普茶料理は予約してなかったので断念。


宇治を後にし、京都駅へ・・・
お腹減ってたので、京都駅ビルでランチを頂きました。


「はしたて」



はしたて・・・天の橋立からつけられました。


6月の限定メニュー
「鱧づくし」


鱧と夏野菜の天丼、鱧素麺、トマト香味ジュレ

ふんわりした鱧と、
お昆布が効いたお出汁に硬めに茹でてある素麺が美味しい。

暑い日でしたので、お素麺で少し落ち着きました。

さて、お昼からの予定は東寺へ・・・・・・

 
                   ~ つづき ます ~


*** およみいただき、ありがとうございます。

都七福神歩き①②~京都

2022-07-13 | 歩き食べ
感染者が随分増えてきましたね。

2年半ぶりに、
グループで飲みに行く機会がありましたが、
コロナ禍になってから3杯以上飲むことがなくなり、
飲めるかしら?と不安でしたが、
大丈夫でした。😅 
(ビールとハイボールだけにしておきました)

私も飲みに行くくらいですから、
そりゃ~、感染者も増えますね。

しばらく、おとなしくしておかないといけないかな。



6月に、京都七福神巡りをしまして、
頑張れば、1日でも行けなくはないのですが、
ゆっくりと周ろうということで、3回に分けて行きました。

その1回目です。

その1回目が京都洛北の修学院界隈だったのですが、
七福神とは関係ないけど、

その修学院離宮の見学が終わったのは、PM3時!
3時から急いで、予定2つの七福神へ行ったのでした。


①赤山禅院・・・福禄寿


修学院離宮から・・・歩いて10分くらいだったかな。








参拝に来ている人は、4人くらいでひっそりとしていました。

しかし、そのひっそりした中にタクシー到着。
サラリーマン風の汗だくの男の人が降りてきて、
慌ただしくお参りし、待たせていたタクシーに乗り、
あっという間に去っていった。

七福神巡りをしている気がする。

ほらね。
1日で周ると、急いで周らないといけないから、
神様に顔覚えてもらえませんよ~。

じっくり赤山禅院 福禄寿さまを覗き込む。



あら、お揃いになってる七福神




京都の北東にあるので、表鬼門の鎮守として祀られ、
方除けでも広く信仰を集めている。






次に向かうのは、赤山禅院から歩いて30~40分かかったかな?

②松ヶ崎妙円寺・・・大黒天



最初の鳥居が見えたから、ほっとしてはいけません。


ここからです。山の麓ですから・・・
少し道を折れていき、石段を上がります。

もう足がパンパンになってきました。




着きました~!汗だく😆 
まだまだ石段くると覚悟してたんだけど、そうでもなかった。



妙円寺は、日蓮宗の寺院。
京都送り火の「法」の文字の山の麓にあります。


「松ヶ崎の大国さん」と全国より参拝されております。


1回目の七福神さま予定終了。

そして、この日歩いたのは、18,515歩 

暑い日でしたが、修学院離宮も行け、
七福神もお参りし満足の疲れでした。

             ~   つづく  ~


***  およみいただき、ありがとうございました。


山田池公園の菖蒲(大阪 枚方)

2022-06-09 | 歩き食べ
枚方駅前よりバスに乗り、
山田池公園にやってまいりました。

この辺は車がないと少し不便な所で、
田舎にある都市公園という感じ。

この日は暑い日でしたが、
公園に1歩入ると、木々に囲まれた道があり、
ひんやりした空気で気持ちいい~。



人はいないし・・・・
マスク外すならば、こうゆうタイミングね。


やっとすれ違った人もマスク外してました。
やっぱり、考えることは同じです。


山田池公園に来たのは、初めて!
菖蒲園も初めて!


150種類 10,000株あるそうです。

この日で5分咲き。
種類によっては、まったく咲いてないのもあります。












本当に、花って色々な種類があるものです。

菖蒲も、たくさん種類ありますが、その花の名前も面白いです。
お相撲さんみたいな名前だったり・・・
日本酒のような名前だったり。






ここは、無料で入れます。


菖蒲園の奥へ進んでいくと紫陽花園があったのですが、
わからなくて・・・ぐる~っと周ってしまいました。




紫陽花の色がまだ淡いかな。
これからもっと綺麗な色になるだろう。



公園内ですが、
わかっている人には、わかるんだろうけど、
道しるべが少ないので、どっちの方向に何があるのか?
さっぱりわからず、
Googleマップで位置確認を何度したことか・・・



刈りたての草の匂い
通り過ぎる生温かい風
自転車のかごに乗せてもらっているワンちゃん
のどかだ~


ふと足元を見たら、四葉のクローバー見つけ!


虫食いで形が不揃いだけど、
なんだかうれしい~ 😊 


   この日歩いたのは 16,669歩


*** およみいただき、ありがとうございます。