黒豆の花が咲く頃にカメムシ被害。あの嫌な臭いは幼少の頃を思い出す。
2022.8 .1 毎日新聞【井上俊樹】氏のニュース記事を参照
カメムシは隔年で発生数が増減(特に柑橘類)の傾向にあるらしい。
2022(R4)はカメムシの数が多い。
記録的な早い梅雨明けもあり、過去10年で最も多いらしい。
高温で天気が良く小雨の時は虫も繁殖する。
稲や果物への被害も及ぶ。
強烈な臭いを発し、家の中にまで入り込む厄介者のカメムシ。
カメムシは数十種類が知られ、ストロー状の口で養分を吸う。
稲に付く「斑点米カメムシ」と、桃や林檎やミカンなど全般に付く
「果樹カメムシ」に大別され、注意報も別々に出される。
「斑点米カメムシの被害に遭った米は黒色の斑点ができて、
値段が安くなってしまうそうだ。
果実は表面がデコボコになったり変色したりする。
隔年で増えたり減ったりする傾向があるのはなぜなのか。
果樹カメムシが餌にする杉や檜の球果が、
隔年で豊作と不作を繰り返すから。
球果が多い年は果樹カメムシも山から出る必要がないが、
球果が少ない年は餌を求めて山を飛び出さざるを得ず、
果樹園などに飛来する。
一般的なのが、果樹カメムシの一種のクサギカメムシで臭いも強烈。
体長は13~20ミリ程度で、数十キロの距離を飛ぶ能力があり、
11月ごろになると暖かい越冬場所を探し求めて山を飛び出し、
住宅地にも姿を見せる。
カメムシは白い色を好む傾向があるため、シャツやシーツなど
白色の洗濯物を干していると寄って来やすくなる。
カメムシが付きやすい草木を取り除いたり、
カメムシが苦手なミントの苗を植えたりすることも効果的としている。
車に侵入してきたカメムシに慌てて事故を起こしそうになったこともある。
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