やっぱり本が好き@ミステリ

日頃読んだ本の感想・日常の生活など

ダブル・ファンタジー 村山由佳

2009-07-16 16:20:19 | Weblog
奈津・三十五歳、脚本家。
尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。
“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。
もう後戻りはしない。
女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。
何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。
そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。

話題の作品はとりあえず読んでみよう。
ってことで
手にした一冊。

結構エロティック。
考えさせられる作品。
と言う人もいるけど。
私にはそうは思えなかった。
恋愛小説かと思えばそうでもなく。
官能小説かと思えばそうでもなく。
まあ、なんとも言い難い本。