ヤップ島回想記

太平洋戦争末期のミクロネシアでの奮闘記

ヤップ島旅行記

2012-10-19 16:12:26 | ヤップ島旅行記
このホームページを立ち上げてから長い間工事中だった旅行記をやっと発表することが出来るようになりました。しかし、私はここのところ体力がめっきりなくなってきてしまい、自分でも動揺しています。そんな状態なので、旅行記は少しづつしか進められないのですが、がんばってやって行こうと思っています。

<旅行のきっかけ>
1997年健康診断で精密検査となり肺ガンの宣告があり、11月肺ガンの手術を受けました。早期発見だったので回復も早かったので、回想記の後編をまとめ始めようとしました。しかし、記憶もおぼろげになったのか全く進まないところ、娘が心配して「これを機会に一度思い切ってヤップ島に旅行しない?」。
一人では心細いだろうからと娘と二人で1999年2月の末から3月初めまで10日間念願のヤップへ行ってきました。デジカメとビデオカメラを持って踊りなどは長々と撮影してきました。

グアムからヤップへ

2012-10-19 16:12:15 | ヤップ島旅行記
ヤップへは日本から直行便がなく、初日はグアムで1泊しました。
グアムからヤップへは約1時間半のフライトで、飛行機の窓から見下ろしたコバルトブルーの光景はこれからの旅の期待感をさらにアップさせてくれました。
飛行機から降りてちょっとまわりをちょろちょろしていたらゲートはたちまち満員で切符と荷物の受け取りにかなりの時間がかかりました。
ほとんど外人さんばかりで日本人は私たち位のようでいささか心細かった。
グアムから乗った時、たしかに日本人が少なく、グアムからとハワイからのアメリカ人が多かったようです。
ヤップ飛行場は簡単な売店と食事が簡単に出来るお店程度しかない簡素な作りでした。


ヤップ市街地コロニア

2012-10-19 16:12:06 | ヤップ島旅行記
空港から車で約15分のところにヤップの市街地があります。
官庁街が集中していて、レストランやスーパーマーケットもあります。

私達が泊まっていたホテルからも近かったので、よく通いました。
店で売っている日用品や食料品のほとんどはアメリカ製でした。
毎日ビールを買って飲んでいたような気がします。

自動車は日本の中古車が多く走っていて、信号がないのに皆の運転は慎重で
事故もあまりなさそうです。


チャモロ湾。
この湾を取り囲むように街が広がっていました。
旅行中は何度もこの辺りを散歩しました。

日本の占領下だった頃のヤップ神社の跡です。
鳥居だけが残っていました。

宿泊したホテル

2012-10-19 16:11:57 | ヤップ島旅行記
オーシャン・ビューホテル(OCEAN VIEW)
アットホームな感じの簡素なホテルで、部屋はいかにも南国風の籐のインテリアでちょっとした別荘のような感じでした。
到着した日にオーナーの案内でホテルのレストランで現地の料理をご馳走になりました。ココナッツジュースはとてもなつかしかったです。
旅行中は雨の日も多かったので、一日中部屋で過ごした日もありました。
テレビは1チャンネルのみで、アメリカからの配給だそうです。街でレンタルビデオ屋らしき店を見かけたので、おそらく島民はテレビよりもビデオ観賞をしていることの方が多いのだろうか?



右がホテルのオーナーで、日本語が上手でした。親切にいろいろと手配をしてもらい大変たすかりました。レストランで一緒に食事をしました。


車の送迎をしてくれたティトスさん。裸足で運転していたのには驚きました。

ヤップデー前夜祭と子供のヤップデー

2012-10-19 16:11:47 | ヤップ島旅行記

上は前夜祭の招待状です。

1999.2.28(日)
ヤップデー前夜祭がヤップビジターズビューロー(ヤップ観光局)でありました。
観光客や地元の人たちと一緒に、野外で夕食を食べたり子供たちの踊りを見たり、
楽しく過ごしました。



1999.2.29(月)

本番のヤップデーの前に子供たちが踊りを披露します。
島中の学校からスクールバスでやって来て、一生懸命踊っていたのが印象的でした。



ヤップデー

2012-10-19 16:11:40 | ヤップ島旅行記
1999.3.1(火)ヤップデー当日
年に1度の島のお祭りヤップデー。ヤップデーの日を逃さないように旅行を計画したので、とても楽しみにしていました。
かつて(およそ50年前 当時私は18歳)ヤップで見た踊りを再び見ることが出来て大変感動しました。各村から踊り手たちが次々と踊りを披露し、躍動感がよく伝わってきました。踊りに合わせた歌もとても見事でした。
この日は観光客も多く、広場はたくさんの人だかりでした。島民達もほとんど全員がここに集まっていたのではないでしょうか?