やんたけバス研究所 別館

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下電バスに新型エルガ登場!

2015-12-27 22:51:00 | バスネタ路線バス
さて、前回の北陸鉄道の新型ブルーリボンを紹介したのも束の間「岡山ではどうなんでしょう・・・・(謎)」の答えです。

そう、下電バスに新型エルガが登場したんですよ!

ブルーリボンでなく、エルガ。そういすゞなんです。前回の新車もいすゞのエルガでした。その前に出た特定の送迎タイプもエルガでした。

高速車はセレガ・・・・

つまりは作っている元のメーカーのを買うということなんでしょう。


昨晩は会社の忘年会で終電まで飲めや歌えや・・・・で、本当は青春18切符でお出かけだったんですけど、ゲロゲロで朝起きれず。

そしたら、下電の新車が動いていると言うんで、


下津井電鉄 QRG-LV290Q1 社番:I542

いやぁ、岡山でこんなに早く新型を見られるとは思いませんでした。長尺のAMT仕様です。登録されたのは聞いていましたが、まさか年末年内デビューするとは思わず。



よく見ていると、側窓は前と後ろだけが逆T字窓で基本固定窓なんですねぇ。



岡山で新型のいすゞ車をこんなに早く見るってのは一昔前じゃ考えられないことでした。



リアスタイルは先代とさほど変わらないデザインですねぇ。


まぁ、こんな感じで撮影していたら、乗りたくなるのがマニアの情で、追いかけて行って乗車してみました。




車内の様子、前から。降りる時に「ちょっと撮らせてください!」とお願いました。ローバックのシートが並んでます。宇野みたいにハイバックで入れて欲しかった・・・・恐らくかなり金額が高くなるんでしょうねぇ。



車内の様子後ろから。観光バス張りにラインライトが天井に2列並んでます。



AMTのシフト。ドアが完全に閉まらないとアクセルインターロックがかかっていてN(ニュートラル)からD(ドライブ)に入らないみたいです。

正直、エンジンが4気筒の小排気量故に、エンジン特性を最大限に引き出すためトルコンATと2ペダルのオートマニュアルシフトAMTシフトとなり、どうなん?使えるん?と思っていましたが、AMTは小刻みにシフトしその際の変速ショックもなく、中々使えそうな感じ、という印象でした。言うならば、三菱ローザのデュオニックと同じ感じでしょうかねぇ。



今回の登場で話題になった標準仕様でのヲタ席廃止。

コレはコレで、床下機器に最大限の制約があるノンステップバスにとってはこの大胆な割り切りはヨカッタのではと。

でも、宇野自動車はこのシート配列だと買わんだろうなぁ。



燃費基準10%達成ということでQRG-規制車。

バスを降りる時に型式の銘鈑を見させてもらいましたが、排ガス規制は書かれてませんでした・・・・そりゃ、完成した時にどれに当てはまるかが決まるんで銘鈑には書けんわな。


それではここからは新型エルガグラフティーをご覧いただきましょう。


下津井電鉄 QPG-LV234Q3 社番:I541

しれっと紹介、前回導入されたのはもちろん旧型。この時もまさかいすゞが!と思ったんですけど。今回の新車と同じ年式になります。


下津井電鉄 QRG-LV290Q1 社番:I542

I541と大体同じ感じに撮影したので、上と下とで違いを比べてみることができるかと思います。どうですか?



最近はバスの走行シーンも撮るようにしてまして、倉敷川の稔橋を行く新型エルガ。

なんか橋と道路が歪んでますね・・・・バスを中心に撮ったらこんな感じになっちゃいました。結構難しい・・・。



後ろには興除車庫に向かう回送車が。




最後にダメ押しでもう一枚撮りました。


聞くところによると、岡山-興除線をメインで使うらしいので、今後よく見かけるものかと思われます。


何はともあれ、地元で新型車両をいち早く見られるのは喜ばしいことですよね。