やんたけバス研究所 別館

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観光シャーシ+バス窓

2012-01-15 00:21:00 | バスネタ廃車体
今回はオシャカを紹介。


両備バス F6927 B806N 昭和44年式

両備のB8といえばメトロ窓のスマートな観光バスないし、後扉を増設した格下車が思い浮かぶであろうが、何とバス窓車も存在していたんですわ。日本路線バス総合カタログにはB805Mとなっていますが、両備のB8にはB806Nしかいなかったらしいので間違いないかと。はたして登場時より前後扉であったのか・・・・・後扉の前にあるバス窓の固定窓の部分に方向幕が組み込まれていたようで、その部分を見ると幾分小さく加工されており、ドアを増設した時に一緒に改造されたようです。フロントは両備お得意の大型方向幕が装備されていますわ。この辺りからも登場時は貸切車で登場し、のちに路線車に格下げされたものかなと。見ての通り、窓が綺麗に並べられておりエアコンのダクトが見当ら無いので非冷房車だったようです。そこで推測したんですが、当時、非冷房車がバス窓で冷房車がメトロ窓で作られたんではないかと思いますわ。


両備バス F6925 B806N 昭和44年式

実は同じ場所にもう一台鎮座しておりました。前述の車両は座席は撤去されて倉庫にされていましたが、こちらはシートがそのまま残っています。シートからすると、最初からリクライニングしないタイプの物が装備され、格下げ後もそのまま使用されていたようですわ。

撮影日は平成元年6月18日でした。場所は御津町だったか建部町だったか、国道53号線を走行中に発見し、近寄って行ったんですけど、民家の敷地内だったので、思い切って住人に許可を貰い撮影しました。私が撮影する前に大阪から撮影に来た人がいたと言っていたのが印象的でしたわ・・・。

当然、すでにこの物件は消えています。