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夏こそ親子で読書を その3

2015年08月14日 | 読書のお薦め

さて、今日はご紹介するのが、ミヒャエル・エンデ作の 「モモ」

もう読んだよという読書好きのお子さんも多いかと思います。

でも、この本はできれば、何度も読んでほしい作品です。

私事ですが、この本は大人になってから読みました。

あまりにすごい本なので、当時小学3年生だった次男坊に与えると

2日で読み通してしまいました。とても感動したといってくれたので、

良かったなと思いました。

この本の良い所は、さらっと読めばかなりのエンターテイメントとして

読めることです。ところが実際はエンデはこの作品でいかに時間というものが

相対的なものかということを訴えかけてきます。

作中に不思議な亀・カシオペアが出てくるのですが、

これにのって主人公であるモモは時空を越えていきます。

ファンタジーとしても素晴らしいですが、単なるエンターテイメントではなく、

時間の大切さを切々と訴えてくる素晴らしい物語になっています。

ハードカバーを今持っていますが、文庫として

手に入れやすい値段になっていますね。

永遠のベストセラーとして君臨する名著です。

 

モモ (岩波少年文庫(127))
クリエーター情報なし
岩波書店
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