YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

夏休みは課題図書の感想文を書こう その1

2019年06月22日 | 国語力アップ

私は健康維持のために、ちかくのジムに通っています。

ランニングマシンや筋トレマシンに取り組んだり、

1時間ばかりノンストップで泳ぎます。

塾の仕事が始まるまでに、体をほぐしておくと

結構仕事がはかどります。

 

ジムは三階にあるので、

二階にある書店コーナーをよく通ります。

一番目立つコーナーに課題図書コーナーが

出来たのを見て、一瞬心がときめきました。

もし、ぼくが子どもだったら、

多分そのコーナーに張りついて

離れないだろうなと思いながら、

選ばれた課題図書を眺めていました。

それくらい、本というのは

心ときめく世界を持っています。

 

本を読むというのは、音楽を鑑賞するのと

よく似ています。

ひとつちがうことは、本の世界は意味のある世界です。

音楽は意味というよりは、抽象的芸術です。

 

本を読む行為というのは

そこに本を作った作家が創りだした

世界があり、読書をする中で、その世界に

入り込み、作家が創りだした世界を通して、

たくさんのことを学び取る貴重な疑似体験です。

そして、そこで、学び取ったことを

自分の言葉で書き表すことが

「感想文」です。

 

自分の世界に新しい世界をとりこむこと、

自分のフィルターを通して、新しい世界を

見つめること。

これは、子どもの心の成長には

とても大切なことです。

 

もちろん、優れた音楽や絵画を

鑑賞することによって

心を育てることが出来ます。

しかし、本が持っている世界はそれを読む人の

世界観をすっかり変えてしまう力を持っています。

 

色とりどりの世界観を持っている

名作がみなさんが1ページ目を

開いてくれるのを待っています。

その1ページをめくる行為が最後のページまで

行き着くうちに、新しい価値観や世界観が心のなかに

生まれるのです。

本との出会いとはそういうものです。

 

夏休みは、時間がたっぷりあります

もちろん塾の夏期講習やいろんなイベントで

忙しいのはわかります。

読書によって得られるものは、

疑似体験を超える影響力を持っているのです。

ぜひ小学生の間に沢山の読書をすることで、

自分の世界を押し広げてください。

 

 次回は、「感想文の書き方」 についてお話します。

 

 

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
« 中学受験を成功するために  ... | トップ | 夏休みは課題図書の感想文を... »
最新の画像もっと見る