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子供を劇的に変える魔法の言葉 -1

2014年04月02日 | 教育雑感

これから新しい学年になるので、どのように勉強を

していくかのアドバイスをしました。

お母さんのお話を聞いていると

どうも家ではあまり母親の言うこと、特に勉強に関しては

母親の言うことはきいていないようです。むしろ反発しています。

そういう子供さんでも塾では私の言うことはしっかり聞いて

くれます。子供というのは一定の年齢になると

反抗心が出てくるものです。また反抗心が出て当たり前と

考えることも肝要です。

 親に反発することが成長の証でもあります。

しかし、多くの学力の伸びにくいお子さんはどうしても

精神的にまだ未熟というケースが多いです。

年齢に比例した精神的成長が充分でないと学習の効果も上がりません。

学習効果というのは、本人の資質も大切ですが、

それよりは精神的な成長が十分なされているかどうか

がもっとも影響します。

内的に自分のことを客観視ができないお子さんは、やはり伸びません。

塾で勉強している時に生徒さんに「どうしてそれを間違ったのか

考えてごらん。」と子供に問題の間違いの原因を考えさせることが

あります。

そのときに、しっかりと自分のしたことを見つめることの出来る

お子さんは伸びるのです。

そのときに自分の間違いに無頓着な子供さんはのびません。

これは学校でも同じです。

落ち着いて人の話を真剣に聞いている子供たちは

とても伸びるお子さんです。しかし、学校の集会などでも

がさがさしているお子さんがいます。

そういうお子さんに、人のお話を聞きましょうといっても

無理な話です。

ただ、近くによって一対一で話せば、それなりに返事は返って来ます。

そういうお子さんに勉強の意味を説いても無駄な話で、

親が勉強しなさいというと、「いまやろうとしてたのに、やる気なくなった。」

と必ずいいます。

そういうお子さんはとても自分に甘いです。

そういう甘い自分を何年もかけてつくってきましたものですから、

ちょっと注意したからといって急に勉強をまじめにやりだすことは

ありません。そういうお子さんに対して

一番良いのは、今何をするのかしっかりと具体的に指示をだすことが

大切です。実際、塾でもハードルを下げて少し簡単な問題を

やってもらう、できたら褒める、更に次にできたら褒める。

それを続けていく中で、お子さんをしっかり認めていくのです。

この認められるというのが、どんな状況にいるお子さんでも

うれしいものです。

だから褒めることからはじめること

これが大切です。

 

たとえば、家でもちょっとしたお手伝いをたのむというのも

いいと思います。何かを持ってきてもらう、風呂掃除をたのむ。

それをきっちりしてくれたときに、褒めることが大切です。

褒められると子供は大人に認められたと思うので、

そこから良い関係が生まれます。

 

 

 

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