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高校入学後にすべきこと 数学編

2016年04月02日 | 受験関連

実は中学までの勉強というのは

才能は全く要りません。特に数学や理科において、

小学校の学習内容をきっちりと身につけていれば、

中学3年間の数学や理科は基礎・応用をきっちり学習すれば、

かならず習得は可能です。

しかし、しかしです。

高校数学はやはり数学的センスが必要です。

どう頑張っても、文系型の人は理系的な数学的センスの持ち主には

かなわないのです。

数学オリンピックの問題をみてみてください。

ああいった問題は過去のパタン的に記憶した数学力では

まったく歯がたたないのです。

数学的センスを持った人は数学の問題を解くときに

数学の公式なんかは使いません。

むしろ公式を自分で考え出してしまうような感性で、問題を解いていきます。

それは生まれ持った天性で、誰かの指導によって

導かれるものではないのです。

理系の上位者にはそういう人がゴロゴロいます。

数学の模試の上位者とは、まさにそういう人たちです。

数学の苦手な人は、最初はわかりませんが、

高校の数学の単元の多さにびっくりするでしょう。

確率・数列・ベクトル・統計・集合

さらに関数系では三角比/三角関数や

二次間数三次関数や三角関数

指数・対数、微積。

それを二年ほどで習得しないといけないのです。

計算力ももちろん必要としますが、論理的な流れを考えることが

好きでないと、とてもこれらの単元を修得するのは

むずかしいでしょう。

大量に問題を解けばいいのでしょと闇雲に問題を解いても

それは時間を浪費するばかりです。

模試の数学のテストで同じ問題は殆ど出ないのです。

もともと数学の得意でない人は

ミスが多いです。正解に辿り着くまでに

ミス連発ですっかりやる気を無くしてしまうのです。

まさに、ランニング中にこけてばかりで、

怪我をして、ゴールの前でうなだれている

長距離ランナーのようなものです。

数学の先生は数学を解くのが得意なので、

学校の授業でもそうですが、解けない生徒の気持ちが

わかりません。

本当はそれではいけないのでしょうが、

できない人の気持ちがわからないのです。

一番大切なことは、理解できないことを

丸暗記にしないことです。

とにかく公式でも何でもまずは

その成り立ちから考える、自分から公式の成り立ちに

関わっていけば、けっこう公式は頭に残ります。 

 

 

 

 

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