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高校数学で伸びる人、伸びない人 その1

2016年04月28日 | 数学・サイエンス

算数(数学)においても、この基礎体力が必要です。

最も大切な基礎体力は計算力です。

優れたアスリートは毎日の練習のメニューがあり、

それを黙々とこなしていきます。

まずそういった練習が出来るかどうかです。

例えば、水泳でもいえることですが、選手コースの人は

ひたすら泳ぎます。試合の前にも、また試合後にも

泳ぎます。一日1万メートルくらい泳ぐこともザラだといいます。

算数(数学)も同じです。

ひたすら計算力をつける、かなり長い式でも

一定のリズムでどんどん解いていける

そういった算数(数学)のための計算力エンジンが必要です。

実は私も生徒さん達の質問を答えたりしながら

計算をやってみせるのですが、

子供たちはそのスピードにびっくりします。

もちろんあまり早く解いては子供たちの理解が

ついていけないとこまるので、

スピードを落としますが、それでも

速いのでびっくりします。

その時にちょっと板前さんのことを

お話します。

板前さんがお寿司を握るスピードと

それが出来るまでに握った時間のことを

お話します。

これは1万時間の法則と同じなのですが、

熟練してプロ並みになるにはどんなことでも、

1万時間かかるというお話しです。あらゆる分野で言えることです。

1万時間というと、一日3時間の練習をすると、3333日です。

1年365日ですから、単純に割り算をすると、9年間です。

9年間というと、小学1年生からちょうど高校3年生になるまでです。

だから、小学生からしっかりと練習すると大学受験の時には

プロ並みになっているのです。

では、次の回では数学が得意になるには、

どんな算数のトレーニングが望ましいのかお話します。

 

 

 

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