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小説を書くという営み・・・

2013年06月23日 | 小説を書くには

 

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論新社

 

小林の文は本当にとらえどころがなく、理解するにはやはり

慣れが必要です。

次に小説として出題されたのは、牧野信一。

戦前期に活躍し、小林とも交流のあった牧野信一(1896~1936)。

出題された「地球儀」は小説のなかに小説が入っている、重層的な作品。

牧野信一の著作は著作権切れしています。以前も言いましたが、

青空文庫であれば無料で読めますし、

ダウンロードもできるので受験生は時間があれば、ぜひ読んでほしい。

私のKindleにも入っていますが、

まだ全部は読んでいません。

ところで、小説を裏側から裏読みするなら

今日は紹介する小説入門がいいと思います。

小説の文章がどのように背景を描ききっているか、

情景を描く視点、作者の視点の流れ、それを映画や音楽と比較しながら

小説の流れを分析的に読むことができます。

実は問題を解くには出題者の気持ちになれば、解くヒントが見つかるのと

同じように

小説を理解するにはそのバックヤードを垣間見ることも実に

勉強になります。

小説に関心有る方は、この本は面白いと思います。

私も結構この保坂さんの本は楽しみました。

 

 

 

 

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