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塾生が開智・近附中に同時合格しました!

2020年01月20日 | 中高一貫校対策

塾生は18日午前は開智 スーパー文理コース 前期を受験。

開智募集定員
(男女共学)
スーパー文理コース
約 35名 (前期 約 30名・後期 約 5名)
特進コース
約105名 (前期 約 95名・後期 約 10名) 計140名

見事合格しました。

 

同じ18日の午後からは、近附スーパー数理を受験。

②午後入試 募集定員は25名

科 目 適性問題(50分)
(国語/社会)
適性問題(50分)
(算数/理科)
総合点
時 間 15: 00~15: 50 16: 10~17: 00 200点
配 点 100点(50/50) 100点(50/50)

このスーパー数理も合格しました。

 

午前の開智の問題はいわゆる標準的な

中学受験対策をしていれば、

合格できる入試問題です。

開智のスーパー文理の偏差値を見てみましょう。

スーパー文理の前期は65です。

育伸社調べですが、

中学入試学力テストB版において

偏差値でいうと、60から65近辺の偏差値を

取っていれば、ほぼ8割がた合格できます。

(ただ、最近の少子化でかなり低い得点の人も

合格できている実態があります。ときには

偏差値40〜50でも合格している人がいるのは

驚きです。もちろん当然合格は下のクラスです)

 

一方近附の午後入試は中高一貫校の受験勉強を

している人にとって馴染みのある適性の問題が

2教科50分ずつのテストになりますが、

公立の適性の問題と違って、1教科がたった

25分しかないので、スピーディーに

問題を処理していくこと、さらに文章で

明解に説明していくことが問われています。

 

開智・近附どちらの問題にしても合格するためには、

問題の意図をしっかりと理解した上で、

的確な答えを用意しなければなりません。

それができている人が合格を掴むことが

できるのです。

 

私学入試の算数問題には特殊な問題が多く、

流水算、差集め算、ニュートン算などの

難問奇問を解くことも大切ですが、

入試においていちばん大切なことは、

入試問題の基礎的な文章題を

ある一定のスピードをもって

ミスなく解けるかどうかにかかっています。

 

理科においても、星座や月の時間を伴った変化や

モーメントの問題や電池や滑車・バネの問題など

計算を伴うものがありますが、

算数の好きな生徒にはこれらの問題も

それほどハードルが高いとはいえません。

 

 

むしろ、中学入試においていちばん

効力を持つのは国語力だと思います。

多少、算数・理科に不得意な単元があっても

国語力があれば、乗り越えることはできます。

逆は真ならず。

だから、国語力が低い人はどうしても、

伸びが鈍いです。

 

今回開智・近附の同時合格した塾生は

この1年間で、国語は随分と

安定した伸びを示しました。

 

私の仕事としては、塾生の個性を

活かしつつ、いかに弱点を補うかです。

一人ひとりの塾生の特徴をふまえつつ

いかに指導していくか、それがうまくいけば

なかなかに面白い仕事でもあり、

やりがいの感じる瞬間でもあります。

 

さて、次は向陽中・桐蔭中の中高一貫校受験です。

最後まで気を緩めないで頑張りましょう。

 

 

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