YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

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子供は達成感によって変わる その1

2016年04月12日 | 教育雑感

どんなことでもいい、一つのことを完全に

やり遂げるチカラをつけること、

これが大切です。

例えば、YANO塾ではテキストを生徒に与えるのですが、

その与えられたテキストを最初のページから最後のページまで

すべてをやり切らせます。

塾で使うテキストは例えば、中学受験ならば、

何を使うか、塾長の私が決めます。

中学受験でも、公立中高一貫向き、

私学向きはちがいますが、

それまでの学力の下地を付けるテキストは

どちらも同じものを使っています。

このテキストも、たとえ生徒さんが、

五年生になっていても、

入塾時に学力がなければ、四年生のものを

躊躇なく使います。

本人は抵抗はあるかもしれませんが、せいては事を仕損じる、

あるいは急がば回れのごとく、

学力は基礎が大切なので、徹底的に基礎学力を

大切にします。また間違った式であれば、

たとえ答えがあっていても、やり直しをさせます。

一挙手一投足、文字の書き方から、約分の時の

数字を消す線の方向までチェックします。

また筆圧の弱い子供にはシャープペンシルではなく、

鉛筆に替えさせて、丁寧にきっちりと数字や文字を書く

トレーニングをさせます。

最終的に受験ともなれば、答案を見てもらうわけですから、

文字を丁寧に書いている人がいいに決まっていますので、

そういう指導をしていきます。

中学生ならば、英語のテキストが最後のページになってくると、

テストが何回かついています。それをこなしても

さらに補足として、英語表現や、進出単語の整理のコーナーがありますが、

それをチェックさせ全て覚えてもらいます。

そして、最後のページが終われば、「よく頑張ったね。」といいながら

じゃ、次の学年に行けるね。といいながら次の学年のまっさらな

テキストを渡してあげます。

それをもらうときの子供の顔は晴れ晴れとして、本当にいい顔をしています。

子供もわかっているのです。

この先生は最後まで自分を見てくれている、

このテキストも最後まできっちりと学習させてもらえる。

テキスト1冊に込められたエネルギーは

それを完全にやり遂げてこそ与えられるものなのです。

そういう素直な気持ちを持つ生徒さんが

大きく伸びるのです。

一つのことを完全にやり遂げてこそ

子供は成長すると思います。

 

 

 

 

 

 

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