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ケルン・コンサートの楽譜から学べること

2016年08月03日 | 教育雑感

ケルン・コンサートの楽譜をこんなに安価に

購入できて有難い時代になったもんだなと思いました。

昔はどんな演奏でも、楽譜はあまり出ていませんでした。

一部の有名なジャズの演奏家の楽譜は出ることはあっても、

正確無比とまではいかず、不完全なところは自分の耳を

信じて、何度も聞いて、それを耳で覚えるか、コピーするしか

手がなかったのです。

だからこそ、何百回もテープが擦り切れるくらい聞いて

練習したものです。

このケルン・コンサートのキース・ジャレットの演奏は

音楽の持つ美しさと力強さを持っています。

彼のような孤高な音楽を作り出すジャズピアニストは

珍しいです。

 音楽は芸術の一ジャンルなので、音楽を聞くことで

それが何かに役に立つとか、病気が治るとか

そういった即効性があるものではありません。

むしろ生活からは最も縁遠いものです。

しかし、音楽のない世界を考えると、実に

無味乾燥な世界になってしまいます。

音楽はアペリティフのようなもので、それがあるからこそ

人生が豊かになるというものです。

私にとって音楽は、日常のあくを洗い流し、心が透明になっていくような

そういった音楽が理想です。

時々、ライブの終了後、ぼくの音楽を聞いてくれた人が

心が洗われるような気がしたわ、演奏活動頑張ってと

励まされることがあります。私の演奏を聞いて下さり、

さらに温かい感想をいただくことで、

これからのさらなる練習や演奏の励みになっています。

      〜♪ 〜♪ 〜♪

どんなことでもそうですが、「点滴石をも穿つ」という精神で

一つのことを集中してやり通せば、かならず結果がついてきます。

これは勉強でも仕事でも同じです。

自分の力で自分の工夫で壁を乗り越えていくわけです。

その結果得られたものは大きく、それは一生の宝になります。

毎日の積み重ねが、さらに大きな輝きを放ちはじめます。

そのイメージを持って日々の努力を積み重ねていきたいと思っています。

日々の日常の中に自分を鍛錬していく時間を持ち

自分と向き合うことに意義を感じています。

これが音楽を続けていく

最大の魅力なのです。


SJ150 キースジャレット:ザ・ケルンコンサート ピアノのための
クリエーター情報なし
日本ショット
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