YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

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中高生におすすめの本 その1

2020年08月27日 | 世界情勢

中高生は忙しいです。

今年は特にコロナ騒ぎで

家庭学習の宿題が出されて、

日々それをこなすだけでも大変だったようです。

 

もちろん、いそがしい中でも、

塾生の皆さんは塾に来て

それぞれの自分の課題に取り組んでくれています。

 

私の塾に来ている高校生はほぼ全員

いわゆる進学校と言われる学校に通っている生徒たちです。

学校の授業のペースも早く、予習・復習・定期テストの

ノルマは半端ではありません。

 

学校で身につける基礎学力は、おとなになっても

いずれ役に立つものですし、いわば人間で言えば

骨格にあたります。骨格がしっかりしていなければ、

なにもはじまりません。

さしあたり応用力が筋肉でしょうか。

筋肉は毎日刺激を与えることで立派になりますが、

筋肉を動かさないでいると、あっという間に萎えてしまいます。

 

あらゆる科目には日々の鍛錬が必要です。

その鍛錬を塾でも応援しているわけです。

 

ところが、しゃにむに勉強していても

その勉強そのものを楽しむことができなくなったりします。

ふっと心がむなしくなるときがあります。

そういうときに一冊の本が考え方を変えるきっかけを

与えてくれるかもしれません。

 

 

自分のことで恐縮ですが、私は小学校4,5年生から読書にハマり

中学・高校・大学と色んな本に出会いました。

その中で出会った本で、もっとも影響を受けた本の一冊が

松本享先生の「英語は英語で考えよ」という本です。

この本を読むことで、

私の英語の勉強の仕方にブレがなくなりました。

本というのは小説などのエンタメ系もありますが、

いわゆる啓蒙系の本でおすすめの本がたくさん出ています。

 

その啓蒙系の本の中には、

筆者独自の成功理論と成功に導くための方法論などが、

実例を交えて書かれています。

いわば先人の知恵の宝庫です。

それを読むことで、大いに筆者の考え方に共感し、

物の見方がわかることがあるのです。

その考え方を理解することで、自分の生き方、考え方が

一気に変わることがあります。

 

下に紹介した本は

池上彰氏の 「未来を拓く君たちへ」です。

タイトルがなかなかいいですね。

半時間くらいで読める本ですが、

なかなか示唆に富んでいます。

高校生は18歳から選挙権をもち、

大人として扱われる年代です。

いにしえの時代では、武士の男子は15歳が元服の歳で、

立派なオトナとしてみなされ、戦場に加わりました。

 

いまは、子どもたちは守られすぎの

時代に生きています。

これからの世界情勢は混沌としており、

混迷の時代になるのは間違いありません。

ただ私達大人が心配しているだけでは何も始まりません。

 

子どもたちは自分で強くなる以外に道はありません。

読書はそれを実現する強力な武器になると思います。

 

 

 

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