YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

なべつぐのあすなろ数学 というすごい参考書

2011年09月29日 | 数学・サイエンス
最近のことですが、
数学も英語も実は大学受験レベルは
ものすごく易しくなっています。

現在の高校生が受験勉強をしていて、
偏差値で50前後の高校生なら、
センター対策は大変だと思います。
もちろん偏差値が60から70の人にとっては
今のセンターは易しく感じると思います。
できる生徒にとって、数学や化学の
満点は珍しくないです。
センター対策は偏差値50前後だと、もっとも
大変な仕事です。基礎をつけることを
じっくりとそして早めに片付けることが
大切です。



当時、僕が塾を始めたのは29年前です。
来年で30年になります。

当時は大学受験に用いるテキストも本当に難解な物が多くありました。
でも、難解すぎてなかなか生徒が咀嚼できないのですね。

受験生というのは限られた時間しかないし、科目も多いのです。
おいそれと一科目だけ勉強していたらいいという訳ではなかったのです。

当時の英語の長文も本当に難解でした。
それが当たり前の時代でした。
予備校ではその難解な長文を実にわかりやすく教える先生が
もてました。

数学に置いてもそうです。数学は繰り返しが大事、復習が大事といいます。
その復習する問題のレベルと質でその後の実力をつけられるつけられないが、
決まって来ます。

なべつぐさん(著者は渡辺次男さんとしうのですが、)はそこをわきまえていて、
実に良問をわかりやすく解説しております。

またノートの取り方も、はしがきにかいてあるのですが、受験勉強としての数学の
勉強方法をいかに効率よくするか書いてあります。

著作権の関係で抜粋することはできませんが、このアイデアはすごいと思います。
なべつぐさんオリジナルです。

僕の弟もこの本でかなり数学があがり、文転ならず、理転したのですが。
つまり文系から理系に転向したということです。国立大学に入り現在
大きな企業の海外部門で活躍しています。

実はその弟から、この本で数学の目が開いたといっていたので、塾を始めるにあたって、
購入したのです。
それを大切にとってあったのですが、
こんなに価値が上がっていたとは知りませんでした。

僕が高校生のときにこんな本に出会っていたら、やはり、
参考書でもなんでも出会いって大切だなと思います。


みなさんも、どんな参考書も安易にブックオフなんかに出さずに大切にしまっておくと
いいですよ。
この記事についてブログを書く
« 夏休み工作教室で カリンバ... | トップ | 地球上の貧困問題を英語で読む »
最新の画像もっと見る