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期末テストにどう取り組むか  その1

2015年06月22日 | 受験関連

結果が思わしくないからこそ、他の塾から私の塾に来てくださるのです。

その人の点数が取れない理由をしっかりと探ります。

数学ならば、計算力が十二分に身についているか。暗算に過剰に依存していないか。

また計算のプロセスがきっちり書けるか。他塾から私の塾に来てくれる

殆どの人はその計算のプロセスさえきっちりと身についていません。

そういう人には徹底的に今までのわるい癖を直してもらいます。

正しい方法で計算ができるようになるとその人の数学力は

一気に上がります。間違いが少なくなり、落ち着いて問題を解けるように

なります。そうなると成績が上昇しだします。

日々の授業では生徒さんのノートの計算から式から、筆算から

すべてチェックして、曖昧になっているところは無いか見ます。

伸びていない間はノートさえもちゃんと使えていない子供さんが

多いです。

どのような文章題の問題で止まってしまっているのか。

だいたい小学校の文章題、特に5年生のものが苦手なままの人は

中学校の方程式、連立、不等式などの応用問題にまったくお手上げです。

まずそういう人は、小学5年の時に十二分に応用問題にぶつかっていません。

スルーしてしまっているので、結局また中学になって苦労します。

結局急がば回れで、昔に戻ってじっくりと速さや割合の小学校の問題を

徹底的に指導します。やり直しです。

このやり直しに真剣に取り組める人は救われます。ここで差がつきますね。

これを乗り越えれば、高校入試のベーシックな問題はほとんど出来るようになります。

さて、目先のことと言っても定期テストの結果は内申となって

高校入試に影響します。そんなことはだれでも知っていますよね。

ところが定期テストを単に頑張っているだけでは入試に全く歯がたたないことを

みなさんわかっていません。残念です。学校で実施する実力テストも

平均は260点くらいですから、平均は1教科50点そこそこです。

しかし、定期テストにしても、実力テストにしても平均点はあまりに役に立ちません。

それは最近、下位層の人がますます増えているからです。

学校単位の偏差値も母集団が少ないので、全く意味がありませんので、

平均からの点数差でなんとなく自分の位置が分かる程度です。

 

定期テストが終わったら皆さんほっとするのですが、

私は生徒のみんなには、テストが終わってからが本当の勝負だよ、

と言っています。みんなが遊んでいる時に勉強するから差がつくのです。

みんなと同じようにして差がつきますか?とのんびりした人にはメッセージを出します。

うさぎとかめの話ではないですが、結局人が遊んでいる時に働くことで

差がつくのです。勉強というのは貯金のように利子がつきません。

無理やり入れたものはどんどん減衰していきます。

自分の記憶の減衰曲線がどれくらいのものか試してみるといいです。

意外と興味のない科目の勉強は一夜漬け的で直ぐ忘れてしまいます。

とにかく完全に知識が定着するまで油断がなりません。

それまでは繰り返し繰り返し学習を積み重ねることで

本当の習得が可能になります。もちろん習っている単元の内容に

興味をもつことが最も大切です。

定期テストは範囲が狭いです。高校入試の範囲が3年間全部ですから、

それと比べれば、本当に範囲は狭いです。

その狭い範囲でさえ覚えることが大変なのです。

それは日頃から英語と数学を完璧な状態にしていない人は

どうしても数学英語に時間がかかると、他の覚える科目に

影響が出てしまいます。

テスト発表してから英語や数学を勉強しないと

点数が取れないということではいけません。

日頃から英語数学は十分余裕を持って勉強するようにしましょう。

YANO塾でもそれはみなさんに徹底するように指導しています。

 

 

 

 

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