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向陽中・桐蔭中の合格届きました!

2020年02月01日 | 中高一貫校対策

塾生で桐蔭中・向陽中を受験した生徒から

合格の一報が届きました!嬉しい瞬間です。

親御さんの嬉しさはとても実感できます。

それは、私も同じ経験をしているからです。

私の息子が向陽中を受験したときは

もうだいぶ前の話ですが、

当時はまだ桐蔭中が無くて、

向陽中だけだったので、

倍率が10倍近かったのです。

 

当時は、まだ中高一貫校対策の

塾用の教材も全く無く、

手探りで授業をしていました。

ですから、合格をもらうまでは

本当に薄氷を踏む思いです。

作文の課題は私が手作りで

作りました。その時作ったものは

実は今もたいへん役立っています。

 

当時は、作文を指導できる塾も少なく、

私の塾に通信添削で月2回の指導を

している遠方の生徒もいました。

それだけ、皆さん必死だったのです。

 

桐蔭中ができてから、倍率も徐々に

落ち着いてきました。

私学も中高一貫校を希望する生徒

に来てもらいたいので、

似たような入試問題を

作り、生徒募集しています。

私学の倍率は随分と最近下がりました。

倍率はほぼ1倍に修練しつつあります。

しかし、相変わらず桐蔭・向陽中の

倍率は3倍前後を維持するでしょう。

 

まだ3人に一人しか合格できないのです。

合格の極め手は何か。

やはり大切なのは、学力だけではなく、

スポーツや芸術や作文にキラリとした

魅力を持っているお子さんが

合格をもらうという事実です。

またぶれない学力も大切ですね。

 

今回、桐蔭中を合格した塾生も

キラリとした個性と安定した学力を

もっています。

入塾当時は平凡な成績でしたが

塾で丁寧に勉強しているうちに

学力が伸び、また国語力が

安定しているので、国語の感性が

素晴らしく伸び、作文において

随分と魅力的な文章を紡ぐことが

できるようになったのです。

 

毎年、冬講の時期から、

私はわたしが作った作文の課題を

生徒に出し、600字書いてもらうのですが、

毎回 A〜E評価をつけています。

 

600字の作文を書ききることそのものも

難しいことですが、

殆どの作文はどんなに良くても

B評価までです。

A評価を出すことは殆どありません。

ところが大人も舌を巻くほどの素晴らしい

作文を書けるようになる人がいます。

そういう作文に私はA評価を与えます。

 

なんとこのA評価を一度でももらった人は

100%と桜蔭中、向陽中に合格するという

YANO塾の塾神話があります。(ちょっと大げさかも)

 

(だからといって、A評価をもらわなかった人でも

合格はしているので、安心してください。)

 

今年、YANO塾でA評価をもらった人が

います。その塾生は桐蔭中を

見事合格しました!

合格後も継続して私の塾でさらに

学習をすすめるので、この個性を

さらに伸ばしていってほしいなと

期待しています。

実は、A評価をもらったときの作文を

いまもわたしのpcに

取り込んでおいています。

いわゆる模範作文として

次の桐蔭・向陽中を受験する生徒たちの

ために役立てたいと思います。

 

実はこのブログを読んでいただいている

皆さんにも一度読んでもらいたいくらい

本当にすばらしい作文です。

600字という短い文であるにも関わらず

その表現力・発想力に圧倒されます。

 

それはどこから出てくるのかと申しますと、

やはりそれはものの見方だと思います。

同じものを見ても、それについて

どう考えるかです。

自分と他者、自分と世界・・・

作文の指導の難しさは、作文の

レトリックは教えることができても

ものの見方は教えることができないのです。

また、ものの見方を説明しても、そこから

言葉を紡ぎ出すことは一人ひとりの

言葉の力に依存しているので、

なかなか作文を学科のように

教えることができないのです。

 

だからこその作文だと思います。

今回の桐蔭中・向陽中の作文の課題文は

なかなか文学的な内容でした。

来年もこのような文が出題されるかどうか

わかりませんが、詩や文学というのは

もっともものの見方を持っているかどうか、

吟味するにはよい題材です。

今後もしっかりとこのようなジャンルに

対応できる力を養っていきたいです。

 

(わたしの塾では長期に渡って、

作文力を築いていくための

特別な国語の指導方法があります。

興味のある方はぜひお尋ねください。)

 

 

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