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今時、英語くらいできないでどうする その2

2014年09月28日 | 英語関連

最近、世界がグローバルになって

受験英語ではなく、本当に使える英語の修得法に脚光が浴びています。

ところが教育現場の現状はお寂しい限りです。

英語を苦手にしていたり、話せない先生に英語を教わることは、

子供たちにとってはある意味数学のできない先生に数学を教わるようなもので

いくら教科書が良くても、数学の問題を解く楽しさや面白さは通じません。

学校教育においては授業というのが一番大事だと思います。

しかし、残念ながら、現在の学校教育で授業に気迫があり、面白い授業が

できる先生は本当に少ないです。

 今の多くの公教育で展開されている英語授業というのは、

残念ながら、大根役者の一人芝居を見せられる

ようなもので、とても子供たちがどんどん英語を吸収できるような

授業になっていません。なぜでしょうか?

それは、私たちが明治以来から英語授業とはこんなものだという

旧態依然とした工夫もこだわりもない授業を垂れ流す

先生に習ってきたからです。当然現役の先生もそういう授業を受けてきたはずです。

そして、さらにそれに追い打ちを

かけるように英語ができて初めてビジネスが可能になる

というような世間の要請がありません。

親も英語はできないし、英語なんてできなくても生活できるという

妙な安心感があります。たしかに英語なんてできなくても

いくらでも英語の必要としない職業はあります。

ところが、アジア人は生活のために英語を習得します。

だからものすごく彼らは英語がうまいです。

ユダヤ人がビジネスに長けているのと同じです。

親も、子供も先生もとにかく世間的に

「英語くらいできなくてどうする?」

そういう機運が必要です。(だから、あえて

わざとエキセントリックなタイトルをつけました。)

 

子供たちが英語嫌い?いえいえ、実は子供はもっとも

語学の修得に長けています。音楽を小さな頃からやれば、

必ずうまくなります。ほとんどのプロの演奏家は小さい頃から

楽器を練習します。これ当たり前。音楽と語学は非常に共通点が多いです。

語学も徐々にその常識が浸透し、文科省も英語履修を下の学年に

移行し始めました。しかし、しかしです。

いくら英語が重要でもつまらない授業で

生徒のやる気をそいでしまったら逆効果じゃないですか。

では、英語の教室に入れればいいのかというと、

実はなかなかちまたでも英語の良い先生は少ないです。

 

 

 

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