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文章を書くのがうまくなるには -1

2014年04月17日 | 小説を書くには

先生でした。と過去形で書くのにはもちろん訳があって、すでに先生は他界されております。

教師というのは意外とのんきそうな職業に見えるかも知れませんが、どっこい、学校の勤務というのは

ストレスの多いものです。私は塾長として責任はありますが、すべて自分で決められるし

また時間の使い方も自分で決められます。最近音楽活動をしているのも、これはこれで

ライフワークとしてやっておりますが、まったく自分の職業とは関係ありません。

関係はなくても、精神的なバランスを図るという意味ではとてもよい活動です。

関谷先生も実際自費出版で詩集をだされておりました。

顧問でしたので、先生に自分の書いた詩を何作か見せましたが、

たった一作だけ褒めてもらったことがあります。

大樹ののびのびと茂る様子を詠った叙景詩ですが、それだけは褒めてくれました。

またエッセイを書いた時も「筆力」という言葉を使った時、

こういう熟語はなかなか使えないものだと褒められました。

褒められてうれしいというわけではないですが、悪い気はしません。

言葉の感性を大切になさる関谷先生ならではのお褒めの言葉だと思いました。

文章を上手に書くというのは言葉に対する嗅覚を養うことが大切です。

芸術と正しく向き合っておれば、自ずと外の刺激から自分の感性が研ぎ澄まされてきます。

やはり、文章の達人はたくさんの書物を読んでいるわけで、これなくして

達人の道はなく、ひたすら只管打坐という言葉のようにそれに没頭することが大切です。

只管打坐とは禅宗の語で、「只管」はひたすら、ただ一筋に一つのことに専念すること。

父の影響で大学生の頃、参禅して座禅に打ち込んでいましたので、

こんな言葉をしっています。なにごとも経験というものが大切ですね。

さて、文章上達の秘訣として、なにかよい参考書をと聞かれれば、

下に上げた書籍をおすすめします。芥川賞作家である著者が文章上達の秘訣を

惜しみなく、披露してくれています。ブログでも何でもこつことつ

文章を書くことを続けていれば、いずれ文章の達人になれると

書いてあります。脳裏に浮かぶ言葉をどんどん紡ぎ出していく中で

イメージと言葉が一致していくのです。

今や私学受験にはまったく作文は必要ないですが、

桐蔭/向陽などの中学受験では必須です。

これから、文章を上達する秘訣を少しずつご披露します。

 

文は一行目から書かなくていい - 検索、コピペ時代の文章術
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