YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

AOで大学に合格するということ

2009年11月03日 | 受験関連
で、詳しく話を聞くと、実は普通高校ではなくて、
大阪府の工業高校で建築の学科を選考しているそうです。
AOってどんな入試だったのと聞くと、
「面接と書類審査でした。」

関大のホームページを見ると

AO入試には高いハードルが合って、

「出願資格として次の(1)(2)のいずれかと(3)が求められます。
(1)学術・文化・芸術活動等さまざまな分野で積極的な活動を行い、社会的に高い評価を得ており、その評価を証明する資料が提出できること。
(2)高度な資格や技能を有し、評価を得ている者で、そのことを証明する資料が提出できること。
(3)上記(1)(2)の活動や資格・技能と、志望する学科における勉学との結びつきがアピールできること。」

だそうです。

ということで彼女は論文で賞をもらっているそうで、
それが大きくモノをいったそうです。

やはり、評価されるべき何かがないと AOでは アピールできませんからね。

実際彼女と話していると、将来は古民家の(リフォームではなく、リノベーションっていうらいしいのですが・・・)それをやりたいといっていました。

なるほどAOに合格する人は自分の将来をしっかり語れるのね。
と思いました。
日本建築の話に発展して、五重塔の巣晴らしに話が飛んだとき
五重塔は
や三重塔が持つ構造に関しては、心柱が独立していて他の構造体と接していないという構造の耐震性があって、その周りを取り巻いている部材がへびのようにゆれることによって耐震性を確保していると話をしているときの彼女の話しぶりは、
高校生を超えているな、なるほどこういう人がAOで評価されるんだなと思いました。

11月になると、関大からDVDとテキストが送られてきて物理や他の理系の科目
を勉強しないといけないので、ちょっと不安だといっていましたが、
彼女ならきっとやるでしょ。

学力一辺倒の高校からではなく、こういったタイプの学生がさらに増えれば
これからの日本の産業も心配することはないのにと思いました。


この記事についてブログを書く
« 歩くことが楽しくなってきました | トップ | 塾に手作りの本棚を »
最新の画像もっと見る