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高校生の勉強方法 その1

2021年11月07日 | 大学受験

YANO塾では高校生の進学指導は

一人ひとりの志望校に合わせています。

在籍している塾生の高校は様々です。

 

理系の塾生で、数学がめっぽう強い人は

特に数学は教えることはありませんし、

そういう人はほとんど化学や物理も強いので、

たまに質問に来ることもありますが、

ほぼ自分で勉強を進めていく人もいます。

 

一方、学校での数学の授業はついていけるけれど、

学校より早く教えてほしいという塾生の希望も

あるいはじっくり復習させてほしいという希望も

塾では喜んで受け入れています。

 

理系に強い人で意外と英語ができない人がいます。

勉強しているのに伸びていないのにはわけがあります。

その原因の多くは中学生の時の英語の成功体験です。

暗記力のある人が英語を暗記科目だと思いこんで

ひたすらあらゆるテストに出る

問題や本文を覚えてしまうのです。

 

それらは短期記憶として一定時間保たれるのですが、

英語を言語として吸収するのではなく、教科として

覚えて定期テストで高得点を取ってしまうので

断片的な記憶になってしまいます。

 

確かにテストで高得点を取れていれば、

英語の勉強法は間違っていないと

思い込むのですが、そこに落とし穴があります。

 

英語くらい覚えれば点は取れると、

英語を暗記科目として下に見てしまう人がいます。

英語は暗記科目の側面はありますが、

決して英語は日本史や世界史のような

暗記科目ではありません

 

どちらかというと英語は国語に近いです。

現代文というよりは漢文や古文に近いです。

古典文法を大事にしないと

古文や漢文の理解が甘くなるのとおなじで、

英語文法を疎かにしていると、

難解な長文が理解できなくなってしまいます。

 

今年の共通テストから英語のリスニングの

ウェートが5割になりました。これは英語での

コミュニケーション力を強化するのが目的です。

相手の話していることをしっかりと捉えることは

コミュニケーションの基本です。

だからリスニング問題の比率が一気に上がったのです。

 

国公立の二次試験の英作文は

いつもと同じレベルで出題されています。

これは各大学によりますが、

出題傾向は前年と同じところが多く、

旧帝大だけでなく神戸大や他の国立大も

今年の問題を見る限りほとんど出題内容や

出題形式が変わっておりません。

 

大学に入れば、理系なら将来的に

英語で論文を書いたり読んだりは当たり前の

ことですから、高校での

英作文の力量を上げる努力は

マスト(必須)です。

 

英語は英語の語彙力のある人は速読を指導します。

速読の方法を身につけると共通テストでの

読み取りが2倍以上速くできるようになります。

文法の弱い人には、英語の持つ独特の

英語の論理性を身につけてもらいます。

これはなかなか教科書や参考に書かれていません。

英語の論理性を身につけた先生に

教わることが早道です。

 

模試で数学や英語が上がってこない人は一度

勉強方法を変えたほうがいいと思います。

中学からの暗記科目としての数学や英語の勉強の

仕方を続けて成績が伸び悩んでいる人は

一度ご相談ください。

 

その2では 文系の人のための数学克服法についてお話します。


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