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桐蔭を目指すには

2015年04月28日 | 受験関連

何を言いたいかというと、桐蔭というところは一つの科目だけ優れていても

いかないということです。

以前桐蔭の先生と直接お話する機会があって、桐蔭に行きたい人はたくさんいますが、

合否はどこで決まりますかと聞くと、次のように言われました。

その先生の曰く、意外と思われるかもしれませんが、理科社会がほぼ満点の人が

合格を決めています。

実は現在は通知表の評価は絶対評価だというのは皆さんご存知ですよね。

多少通知表の成績が良くてもそれを金科玉条のごとく扱いすぎると

合格することができません。なにしろ

桐蔭の不合格者は毎年その定員の割に多いです。約50名程度落ちてしまいます。

これは何を表しているかというと、一か八かだめもとで入試にチャレンジしている人が

たくさんいるということです。あるいは合格者の素点がかなり拮抗しているということです。

つまり、一点違うだけで受験者の中で10人位下に下がってしまうということが

おこります。それはなぜかというと、次のことが言えます。

英・数・国の得点に差が出ないので、理科社会のちょっとした失点が大きく作用するということです。

とにかく習ったことは一度聞いたことは頭に残るというだけでなく、一つ一つの

単元の用語に興味をもつ人が有利です。

さらに合格の必須条件として、国語力が高いこと。

これは大事なことです。

国語力の高い人は必ず高校で伸びてきます。

逆に国語の弱い人は高校では残念ながら全く伸びません。

では、国語力はどうやって伸ばすのか。

残念ながら国語の力は中学になってしまうと

ほとんど伸びないのです。

つまり、国語力のない人は桐蔭は目指せないということになります。

この点をよく踏まえて桐蔭を目指してください。

とはいっても、人間やる気になれば不可能なことはありません。

特に高校入試においては頑張る人が報われます。

目標を持つことは大切です。

力がないんだけど、どうしても桐蔭に行きたいのですが、

という方は一度相談してください。

 

 

 

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