検査入院すると
抗生物質の点滴と
血液検査
レントゲン
血管造影による
CT
MRI
整形外科
産婦人科
眼科と
毎日何かしらの検査が行われた。
そこで分かったのは
「ヒゾウが異常に腫れている」
という事だった。
検査入院中に
「肝臓も腫れてきて胸水も溜まってきている」
「肝臓の検査をするから細胞を明日取り出す予定だ」
と母は医師から言われた。
翌日
はじめに心エコーで心臓の状態を見ると
「心臓の血液を送り出すソウボウベンというところに」
「ばい菌のかさぶたが2センチある」
「それが今、ヒラヒラと弁が動くたびに揺れており」
「いつ剥がれてもおかしくない状態で」
「脳に飛んだら脳梗塞」
「心臓に飛んだら心筋梗塞」
「病名は」
「感染性心内膜炎というまれな病気です」
「肝臓などの腫れはここから来ているので」
「検査はしません」
「すぐに心臓外科のある病院に転院してください」
といわれてしまった。