つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

①江戸城本丸と天守台跡を訪ねて

2013-04-21 | 野外講座
曇り


4月20日、空は厚い雲に覆われ、少し寒い日でしたが、
「江戸・東京散策-江戸城跡と内濠を巡る」の前期スタートです。第一回は、
江戸城本丸と、天守台の跡を訪ね、往事に思いを馳せながら歩いてきました。


2012年10月に修造を終えた東京駅丸の内南口のホールに集合しました。
この東京駅は辰野金吾設計で八角形ドームをのせたルネッサンス様式だそうです。





東京駅を背に西方向へ歩き始めました。
私の小さいカメラでは全景が入らないので、この野外講座を一緒に歩いている
田子さんご夫妻が、一眼レフで撮ったのをメールで送って下さったので、早速
使わせて頂きました。この講座で、人も羨むオシドリ夫婦さん、なんです~
さすが写真も素晴らしいですね (拍手)





桔梗濠
直角に曲がって北へ続き、その曲がり角で巽櫓が水面に白い影を映していて、
いつ来ても、何度見ても見事な景観です。



大手門
旧江戸城の正門でした。たびたびの火災で昭和43年(1968)に再建されています。



旧大手門に使われていた鯱。



大番所
百人番所の前方、中の門渡櫓跡の石垣の内側に復元されている。ここから先が
江戸城の本丸で、いわば詰めの番所だった。(馬場先生のプリントより)



中雀門跡
本丸への最後の門、石垣が黒く焦げています、
先生の説明によると文久3年に大火災があった時の跡だそうです。



展望台よりビル街を望む…新緑も綺麗でした。



三の丸休憩所辺り、
ビル街から少し歩いただけで都心とは思えない程、豊かな緑が広がっています。



芝生の部分は本丸跡です。



「野草の島」ではシャガ、シャクナゲ、エビネ、バイカウツギ、や
白色のモッコウバラなど、初めて見る花も沢山ありました。
黄モッコウバラが満開でした。


特に印象に残った「さくらバラ」、楚々とした雰囲気がいいです。



富士見櫓
三重櫓、将軍が品川の海をここから眺めた、と説明書きがありました。



松の廊下跡
(写真を失敗したので何年か前に来た時に撮った写真で掲載します。)
浅野内匠頭の事件があった所です…感慨深いものがあります。



石室
貴重品等をしまって置く場所だったようです。中には入れません。



天守台跡(旧本丸展望台)
東西約41m、南北約45m、高さ約11m、の大石垣が残っています。



天守台の上までは、S字に登って行きます。
明暦の大火により焼失以来再建されませんでした。
想いを馳せながら、ここでしばらく休憩しました。



桔梗橋から出る。
この門は本丸や大奥が近かった事から危急な時、
橋を跳ね上げて遮断できる様になっています。



帰りに東京駅ホールの二階で“お茶して帰ろう”と友達とホテルの
エレベーターで昇ったのですが…どこも満員でした。残念!!
二階よりホールを見下ろす。