つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

横浜探訪②

2011-06-19 | 野外講座
曇りのち雨

「小旅」ではみなとみらい21地区からの関内を二回に分けて歩く事になりました。
昨日(6/18)は関内の西部の主に日本人が造った建物などが集中する街並みを巡りました
1923年の関東大震災で半壊、若しくは全壊したあとの当時の復興の努力や、その後の
構造面の配慮、補修工事の研究などが、館内に展示されていたパネルや資料などを見て
知る事が出来、改めてハマっ子の底力を垣間見る事ができました。感動の一日でした。
※尚、馬場喜信先生の文献を一部参考にしています。


桜木町駅前よりのランドマークタワー 高さ296m、70階建。



旧横浜船渠会社の第2号ドック
階段状の石積みをそのまま生かしてドックガーデン広場として市民に開放している



日本丸。 文部省に所属した練習船。年の数回帆を開くそうです。



横浜みなと博物館。飛鳥Ⅱやマリーンシャトルの模型などが展示されていた。



赤レンガ倉庫第1号館
関東大震災で被害を受けたため、一部に鉄筋やコンクリートを用いるなど構造面に
配慮し修復された。内には震災で倒壊したレンガ造りの遺構などが保全されていた。



赤レンガ倉庫第2号館  (1号館よりこちらの方が大きい)
レストラン、アクセサリー、雑貨店なだがある、ここで美味しいランチを食べる。



横浜関税、クイーンの塔。
第二次大戦直後、マッカーサーが初めに連合国最高司令官総司令部を設置した建物。



神奈川県庁本庁舎、キングの塔。
関東大震災で倒壊した後、大正15年に復興建築された。



横浜市開港記念会館、ジャックの塔
明治42年横浜開港50周年を記念して市民から寄付を集めそれを基に大正6年完成。
展示物の中で特にステンドグラスが印象に残りました。



ボランティアのガイドさんの説明では関東大震災でめちゃめちゃになったのを修復
したのだそうです。日本のステンドグラスの歴史上非常に価値の高い貴重な物だとか。  
ハマのマークが入っているドアーの上の明り採り。




階段踊り場の大きなステンドグラス。



中央ホールにはステンドグラスの作品が沢山並んでいた。すべて復旧されたものだそうです。