
全米で最も厳しい新禁煙法が、2006年11月16日より施行されました。

その禁煙法が始まって10日が過ぎました。
ところが新たな問題が発生しています。

至る所に捨てられている吸殻の被害です。

すべての業種において屋内での喫煙が禁止になっていることから、
屋外に出て喫煙した人がそのまま吸殻を道に捨てるという弊害が起きています。

道にタバコの吸殻が落ちているのは珍しいことでもないのですが
新法令施行後には確実に増えたということです。

また、ワイキキに勤めている知人の目撃談によると
禁煙のサインがあり、灰皿にふたがしてある場所にもかかわらず
タバコを吸っている若い日本人旅行者がいて
日系のご老人が丁寧に教えてあげたところ
逆に
「うるせえ~、くそじじい!」
と、罵倒されてしまったそうです。
知人は、一部の若い日本人にマナーや態度の悪い人が多く
同じ日本人として恥ずかしいと言っていました。

「郷に入っては郷に従え」
やはりその国の法律は守るのが、当然だと思います。

私もマナーが悪い人達のせいで
日本の若い人達全体が悪く思われてしまうのではないかと
ちょっと心配です。

その禁煙法ですが、どのくらい厳しくなったのでしょうか・・。

以下は禁煙区域となった場所です。
ハワイ州内のすべてのレストラン

ショッピングセンター
空港

公共交通機関(バス・タクシー等)

ホテルのロビーや通路
スポーツ会場
野外アリーナ
スタジアムなどは屋内外に関わらずすべて
チャイルドケアや介護施設に使用している個人の住居等

入口や窓などの20フィート(6メートル)以内
そして、同法律に違反した個人には最大$50

また企業には最大$500の罰金

また職場では禁煙区域であるサインを掲げなければならないとのこと。

ハワイ州から、主人の職場に送られてきたサイン。
「Smoking Prohibited by Law(喫煙は法で禁止されています)」

禁煙シール。ハワイらしいデザイン。
とまあ、喫煙者にとっては厳しい禁煙法ですが
ハワイ州民に禁煙や二次喫煙の害を訴えている
非営利団体タバコフリー・ハワイでは、
「これは多くの人々の健康につながるとても歓迎すべきことです。
このことで年間500人の命が救われることが予測されています」
と発言しています。
吸わない人にとっては大変ありがたい法律だと思います。

そして・・我が家にも新たな問題発生・・。

出不精でヘビー・スモーカーの主人・・・。

堂々と吸えるところが自宅くらいしかないとなった今・・。

益々出不精になってしまって・・。

これまたどうしたものでしょうか・・・・・。
