山少年の山日記

いつまで経っても山男になれないオイラです

紅葉の夜叉ヶ池 

2007年11月15日 | Weblog

 

2007 紅の 夜叉ヶ池 へ行って来ました。

と き 11月10日昼から出発 ~11日 

場  所  福井県南条郡今庄町と岐阜県揖斐郡坂内村、藤橋村との県境

メンバー  ドクター、わかさん、kobaさん、遊華さん、トムちゃん、やえちゃん、山少年

交通手段 グランビア号

宿泊場所 福井県越前市(武生) ドクターの先輩 Dr,Mの単身赴任宅に泊めていただく。

みんなでスーパーに食料品の買い物、そして温泉に入りその後Dr,M宅を尋ね訪ねた。

大邸宅に皆驚いた! 窓から日野山がよく見える。Dr,Mお一人住むには広すぎる。

早速 女性組はご馳走つくり、男達はベッドメイキング。 ドクターは先輩 Dr,MにPCの指南。

さ~待ちに待った宴会だ 先ずはDr,M差し入れのシャンパンで乾杯!  

Dr,Mは元南極探検越冬隊随行医、そして山岳駐在救急医の経験者だったそうだ。

いろんなお話をもっとゆっくり聞かせて貰いたかったが楽しい時間は

瞬く間にすぎる。明日が早いから仕方なく 

5時起床。夜中には凄い雷だった。

Dr,M お世話になりました ありがとうございました。

次回は日野山に登りたいです。その時は又よろしくお願いいたします。

7:00ごろ出発

北陸道 武生IC→木之本IC→R303→八草トンネル→池ノ又谷林道→登山口 

池ノ又谷林道のきれいな ダム湖の辺で休憩  9:13

あ!猪が逃げて行く!え?が追って来るって  9:21

     染まりそうな紅葉の中を行く...  9:30      

                            9:38 

林道の見事な紅葉にみんな「わァ~わ~っ」と感嘆   

       登山口まで来たらポツポツ  10:04

          幽幻の滝    (写真ドクター提供)

コース最難所の岩場 池はこの上だ (写真ドクター提供)

やっと着いた「夜叉ヶ池」 だが視界は無い  11:37

                                               (写真ドクター提供)

三周ヶ岳に登る予定だったが 雨は降るし..寒いし..

長居は無用 と引き返すことに...  

夜叉ヶ池伝説

その昔、美濃の国神戸(現在の安八郡神戸町)に郡司安八太夫という長者(石原伝兵衛氏の祖先)がいて、たくさんの田んぼをもっていた。  ある年、大変な日照りがつづき、安八太夫をはじめ多くの村人たちは途方に暮れていた。信心のあつい太夫はこれを救おうと毎日お宮にお参りして願いをかけていたところ、ある日かわききった田んぼで小さなへびに出あった。 太夫はこのへびにむかって、「お前が雨を降らせてくれたなら、どんな願いもかなえよう」と一人ごとを言って家へ帰った。  太夫が家に帰ると、不思議に待ちに待った雨が降りだした。    雨は、一日中降りつづき、田んぼにたっぷりと水がたまり、農作物はみんな生き返った。  村人たちは小おどりして喜びあった。  その喜びも束の間、雨の翌日へびは山伏姿になって現れ、太夫の三人娘のうち中の娘を嫁にとつれて、揖斐川をのぼっていった。  泣きながらつけた紅、おしろい、水鏡にうつった不びんな夜叉姫の面影を太夫は忘れることができなかった。 その後、安八太夫は、たびたび夜叉ヶ池を尋ね、龍神となった夜叉姫の姿をしのぶのであった。 こうしたことがあってから、日照りが続くと村人たちは、紅、おしろいを土産に、龍の池、夜叉ヶ池にささげるならわしとなった。 いまも美しい伝説として語り伝えられている

             早々に退散    11:42

 

       雨で岩場は滑りそう..慎重に下る                       (写真ドクター提供)

下山途中から雨はあがり無事下山 林道途中の景色のいい場所で昼食 

帰りには 木之本駅前の天然石温泉 乃や 清泉閣 で汗を流して帰路へ 

 夜叉ヶ池はもう一度晴れた日に来たいものだ、今回はすばらしい紅葉が観れて

みんな大満足の旅だった。