山少年の山日記

いつまで経っても山男になれないオイラです

大天井ヶ岳(大峰)

2008年12月21日 | Weblog

   雪の大天井ヶ岳(1,438m)大峰山奥駈道

と き  2008.12.14
天 候  曇り
メンバー 遊華、山少年
交通機関 山少年号

今日はいつもの仲間はみんな予定が有って OFFだ。結局 遊華と二人メンバーだ。

R169 杉の湯から県道 高原ー洞川線を走り五番関へと向う。高原地区入り口辺りで「通行止」の看板で道を半分塞がれていた。前を走っていた車は馴れた様子で看板手前を右折して高原地区へとスイスイ入っていった。多分一部通行止めがあってそれを迂回するんだな、と思い後ろについて行くとその車はナント!民家のガレージに入って行った。アチャ!~

その車は地元の車だったのだ。遊華がその車から降りてきた人に「洞川」へ行きたいがどこまでが通行止めなのかを尋ねた」 と「毎年冬季は雪のため通行止め」とのことだ。だが半分を塞いであるので自己責任で行く者は行けそうな雰囲気の返事だ。

落石、土砂崩れなどが有れば仕方なく引き返す覚悟で行くことにした。
高原では全く雪は無かったが高度が上がるにつれて辺りは雪景色だ。
大天井滝で車を停め暫らく雪の滝を眺める。

トンネルを抜けた五番関の東屋のあるPには誰も来ていない。
暗く杉の茂った登山口は雪が深かぶか 踏み跡も無い、
ワカンが要りそうでも無さそうだから行けるところまで行こう!と支度を整え
出発した。

 
             トンネル抜けたらそこは 
薄暗い鉛色の世界だった。 

                              五番関 登山口       8:38


奥駈縦走路に辿り着く 女人結界門(ここから山上ヶ岳へは男だけの修行場) 錫丈(しゃくじょう)と呼ばれる金属製の杖(飾り)を借りてパチリ!     9:14

ogiちゃんが数年前 単独テント背負って大峰奥駈 5泊6日の初日 ここを通り過ぎたのかと思い浮かべた。                    
                             大天井ヶ岳頂上       10:15
って四寸岩山までと雪を冠った急勾配の岩を少し下ったが滑りそうで 「危うきは引き返す勇気」?を振り絞り早々に退散 早い下山の後 のんびり洞川温泉で冷えた体を温めご機嫌なご帰還だった。