20170627
普通この時期には、キュウリなどは実をつけ始め、本格的夏に向かって蔓も葉もワサワサ成長をしていく時期ではあります。以前にもこのブログにも書きましたように、私の今年のキュウリは育苗に失敗してしまいました。そのためこの時期、育苗をやり直している状態です。前回のキュウリ育苗の記事はこちら(22日付)。
見出し画像は、27日昼のキュウリの苗です。22日のものと比べ何かお気付きの点はありますか?
一見しただけでは判らないでしょうが、よーく見て頂くと・・・。そうです左の苗が、右のものに比べ一回り生長が良いのです。皆さんから見られると、いわゆる「ハナの差」でしょうが、当事者である私から見ると、「一馬身差とは云いませんが、アタマの差」に見えてきます。
この差はたんじゅんいいジャン会で云うところの「自分を基準にした”人間基準”の見方」。考え方が間違っているという訳ではないが、人間基準の見方で畑や作物に相対していると畑の真実を見間違えてしまうと警告をされている。関心がある方はこちらを。そうでない方はあまり深く考えない方がいい。
この育苗は私なりの工夫があります。13ポットでキュウリの苗が育っていますが、Aグループの4ポットは液肥(×1000)で、Bグループの4ポットは固形肥料で、Cグループ5ポットは追加肥料を与えずに育苗することにしました。
これまで同じ培土(ホームセンターで500円程で販売されているモノ)で育てるのですが、長く育苗期間がかかる苗で、育ちが悪いような印象がありました。もちろん追加的な肥料は与えず、培土に含まれているかもしれない肥料分だけで育てていました。苗がなかなか大きく育たない、畑に定植してからは更に苗の勢いがなくなり、あまり大きくならないで花を付けてしまう状況がありました。
この原因として、①苗がポットで充分に育たないで定植された。②ある程度元気に育苗できても畑が未熟というか、たんじゅんの畑としてキチッと出来上がっていない畑のため作物は育たず花を付けてしまう。③そのどちらでもない。 この3つを確かめてみたくてこのようないたずらを始めています。
下の画像ご覧ください。左4ポットがAグループ。右隣りの4ポット(Bグループ)には固形肥料を1粒ずつ置いています。最後に右側の5ポットがCグループで、追加肥料は全く与えず培土に含まれるであろう薄い肥料分のみ。 この日はAグループは週1回20cc/ポット施します。その他は水のみです。この日は2回目の液肥投入。Aグループが葉のサイズも含め一番生長度合いがよくみえる。
Bグループはポットの表面に各ポットに1つずつ、固形肥料が置いてあります。原則毎日水やりをするが次第に固形肥料が解け始め、肥料分がポットの土に浸み込んでいきます。
Cグループは、水のみです。
しかし先日遊びに来た知合いに云わせると「充分徒長しているね」とのこと。初春と違い、温度が高すぎると云えるかもしれない。何か面白い現象が確認できるといいですね。