20171006
この足腰の痛みと清々しさ、これが田起こし・田植え・水管理から稲刈りっまでの稲作諸作業の報酬かと感じた朝です。この数日を振り返ると
3日 稲刈り前日の事前準備 ブログ
5日 前日終了しなかった田圃の稲刈り この日の報告がこのブログ
6日 足腰の痛みピーク 午前中予定なし、ブログ原稿作成
5日は大した仕事をしていないので、4日の作業の影響だと思われるのですが、中一日で痛みが来るのは「年のせい」なのでしょうか。清々しい気分なのですが、この体の変化(遅れて痛みが来る)がショックの朝です(笑)。この日午後から当地は秋祭りで、午前中は余裕があるためゆっくり足を労わりながらブログ三昧です。
それでは、5日の作業と気付かせてもらった事について書きましょうか。
9時、田圃に到着すると挨拶もそこそこに「鎌を取りに行ってくれ」。(えっ!稲刈りなのに鎌がない?)と云いそうになるも はい。喜んで!と思い返しSさん自宅に。ここが今の私の修行ポイント。 奥さんWは朝からハイテンションで楽しくなる。
田圃に戻ると前日シートで覆ったトラクターは全開作業中。稲刈りしながら走り回っている感じ。早朝より準備してくれて、「午前中には終わるぞ」という意気込みが感じられる。一晩で水が引いたのか、前日の田圃のぬかるみは改善され、田圃は少し堅めで作業効率はよくなりそう。Sさんから「オペレーターはバインダーのスピードを上げているので、倒れたり、踏まれてしまった稲を手刈りして」と依頼あり。「ハイ!喜んで!!」がこの日の私のテーマ(しつこい!)。しかし地道なこういった作業も喜んで前向きに行うといろいろな事が見えてくる。発見がある。
下の画像は太く太く育ってくれた稲の切り株。最初は1~2本の稲の苗なのです。それと田圃の南側はすっかり田圃自体が乾いていたのに南は足が取られるぬかるみでした。
しっかり株を太らせてくれた稲と田圃に感謝です。「除草剤も肥料もなしでここまでよく頑張ったね」と褒めてあげたいところです。
片や同じ田圃の北側は・・・。
前日尻もち事件もありましたが、ぬかるみの稲は前日大半が刈取られこの日は大半をコンバインで刈取りました。しかし前日刈った稲(畦に放置)をコンバインで脱穀する作業は結構かかりました。
ほぼ目途がついての昼食は農道にブルーシートを広げ、全員でおにぎりを食べました。おにぎりは100%、昨秋目の前の田圃で収穫した稲(籾)から玄米にした発酵玄米です。そんな感慨もあって格別美味しく、「シャケだ、明太子だ」と食が進み4つをペロリ。我が家のキュウリ第3弾で収穫したキュウリ漬物も参戦して皆さんに喜んで頂きました。
4枚の田圃。手刈りで苦労しながら、コンバインもできるところまで侵入して前日2枚を刈取りました。しかし畦には手刈りの稲がこんもり。この日はコンバインがピッチを上げて残りの2枚を刈取りました。
畦の稲も籾にしてしまうと、軽トラ2台に満載。軽トラは荷台が沈み込んでいます。最終的に計量しないと判りませんが大豊作だったのではないでしょうか。これで午後からの秋祭りが実感を持って楽しめそうです。(昼から雨予報ですが)
Sさんたちは軽トラでまた籾摺りをお願いする農家に搬送。大きな声で云えませんが、ダブルスコアで軽トラの積載オーバーだったのではないでしょうか。出発時に「農業用水でコンバインの土を落としておいて」と言い残して、沈み込んだ2台の軽トラは行ってしまいました。
本日最後の「はい!喜んで」となりました。
お疲れさまでした。
撮影したのに使えなかった画像を2枚。
隣の耕作放棄田圃。右は借り終わった1枚目の田圃。更にい奥には刈取りを待つ2枚の田圃。
どうしたらオペレーターが気分よく作業するのか考えて行った、四隅角を更に広く大きく刈取った角の面積拡大。コンバインの方向変更による内輪差で稲が踏まれることになる。手刈りになってしまうのでどうしたら稲を踏み倒さず手刈りを減らせるか・・・。想定したようにオペレータ=が感じたかどうかは藪の中。
お疲れさまでした!