2年ぶりに滑川温泉へ行って来た。同じ山形県内と言って
も福島との県境、吾妻連峰の山中とあって2時間近くの道
のりに足が遠のいていた。
国道13号山形、福島県境の板谷地区より林道を走ってい
く。姥湯、滑川、五色と秘湯が点在する地域である。
冬期間は、雪のため閉鎖。GWごろからの営業となる。
湯治部もある旅館で長年のファンも多いと聞く。
もちろんこんな山の中なので「自家発電」「衛星電話」の宿
である。
今日は、午前中が内風呂大浴場が清掃、午後は、露天が
清掃との情報だったが、11時半ごろに到着したら全部OK
であった。
週に数回、きちんと清掃している宿なのでお風呂も気持ちよ
く入浴できると言うものだ。
今回は、自遊人のパスポートを利用させてもらい無料。
露天風呂へは、長い板の廊下を歩いて建物の外へ~
館内は湯治宿の雰囲気がプンプンする。
廊下ですれ違うお客さんとも自然と挨拶の言葉が行き交う。
そして建物を出てからも200メートルほど歩く。随分と遠い
所に露天風呂がある。
源泉に近いところに作ったのだろうか?
遊歩道のような道をしばらく歩くと白濁の露天風呂が目に
入ってきた。
河原に設けられ山々に囲まれたロケーションの良い場所で
ある。
脱衣所は、男女別に簡易なものがある。ササッと脱いで白
濁の湯に入湯。
場所によって温度が違うので好みの場所で入浴する。
そこら辺に転がっている石を組んだ露天風呂って感じでダイ
ナミックだ。
パイプから投入される源泉。
味は、渋みがありごく僅かな硫黄臭を感じる。
前回の紅葉シーズンも綺麗だったが、新緑の滑川温泉も
格別である。
それにしても 次から次へとお客さんがやってくる。和気藹
々とした露天風呂であった。
●福島屋・混浴露天風呂 ●使用源泉/中の湯源泉
●完全放流式(加水、加温、消毒剤なし)
●含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
●51.2度 ●pH=7.0
つづく・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます