ぶらぶらと 山旅、海旅、里の旅

いつまでも、どこまでも、あてもなく、はてもなく

槍ヶ岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月31日 07時16分27秒 | 山旅
三俣蓮華岳から見える槍ヶ岳。画像の下の方に見える登山道は三俣蓮華から双六小屋への巻道ルート。
昨日ニュースになっていたコースである。
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”北アルプスで16日ぶりに遭難者発見”
北アルプス山中で行方不明になっていた東京都江東区の女性会社員(61)が30日午前9時半ごろ、足取りが途絶えてから16日ぶりに長野県大町市の沢で発見された。同日午後、長野県警のヘリコプターに救助され、同県松本市内の病院に収容された。大町署によると、衰弱しているが、外傷はなく、意識もはっきりしているという。
 同署によると、女性は13日に岐阜県高山市の新穂高温泉から単独で入山。山小屋に泊まりながら3泊4日で北アルプスを縦走し、富山市折立に下山する予定だった。13日に岐阜県高山市の笠ケ岳山頂近くの笠ケ岳山荘に泊まり、翌日午前11時ごろ双六小屋で食事をしたことが確認されたが、その後、足取りが途絶えていた。
 女性は一人暮らしで、連絡がとれないことから心配した家族が自宅を訪れて登山計画のメモを見つけ、22日、岐阜県警高山署に捜索願を出していた。
 女性が見つかったのは双六小屋から約7キロ離れた標高1700メートル付近にある大町市の湯俣川の河原。30日午前、通りかかった山岳ガイド(53)が岩の陰にいる女性を発見。最寄りの山小屋から警察に救助を要請した。
 救助隊員に対する女性の話によると、女性は14日に双六小屋から三俣蓮華岳方面に向かう途中で道に迷い、斜面を滑り落ちた。現場は急で登れなかったため、沢を下った。発見直前の3日間は同じ場所でビバーク(緊急露営)した。食料は少ししかなく、川の水を飲んでしのいだという。
 大町署の翠川幸二署長は「あまり動き回らなかったことが体力消耗を防いだのではないか」と話している。
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は、この巻道ルートの途中で遭難して、画像左側の沢を下ったらしい。
16日間生き続けた生命力はすごいと思う。
晴れていれば道に迷うこともなかったろうが、やはり、山での天気は一番大事な要素だろうな。

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雲ノ平(北アルプス2010年夏)

2010年08月31日 01時58分43秒 | 山旅
正面の平らな台地が雲ノ平。左奥が薬師岳。右端、シルエットになっているのが水晶岳。一番奥、真ん中右寄りはどうやら立山。遠いなぁ・・・あそこに着くのはいつごろだろうか・・・?
雲ノ平もいつか本格的に探索したい。高天原温泉の露天風呂にも浸かってみたいし・・・。

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黒部五郎岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月31日 01時40分47秒 | 山旅
そして、ついに、黒部五郎岳が見えてきた。今日はここへ向かう。右側のカール上部にはだいぶ雪渓が残っているように見える。
三俣蓮華岳から先は今回初めて行くエリア。期待と緊張と楽しみと不安とが入り乱れている、が、どちらかと言うとワクワク感が強いかも・・・。天気さえよければ、大丈夫とは思うが・・・

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笠が岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月31日 00時29分23秒 | 山旅
ふと、振り返ると、笠が岳が見えていた。これも特徴のある素晴らし山だよな。けっこうわかりやすいシルエットしているし、まわりに邪魔な山もないから遠くからでもよくわかる。百名山に入っているのも当然なんだろうな。
話まったく違うが、それにしても「深田久弥」ってすごいよな。個人の主観で全部勝手に選定して決めちゃったんだもんな。それも戦前や昭和初期から自分の足で登り続けた経験や体験などをもとにまとめあげたんだもんな。装備も食料も大変だったろうし、交通機関も不自由だった時代で、よくそれだけのことができた、と感心する。
すごいよ・・・
「深田久弥」には感心するが、でも、百名山を踏破しようという気はあまり起こらない。
北海道や屋久島など遠いところはそこまで行くのがめんどくさい・・・
そのうち、何かの機会やついでがあれば行くかもしれないが、だいぶ先だろうな・・・

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丸山(北アルプス2010年夏)

2010年08月31日 00時10分39秒 | 山旅
目の前に丸山が近づく。
双六小屋から中道ルートを通ったのだが、途中そこここにお花畑が点在していて、心も和むし、疲れも吹き飛ぶ。おまけに天気も快晴!風も微風で最高の山旅日和・・・。
こんなに条件が良ければいつまでだって歩ける気がする・・・最高だね・・・

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花の写真(北アルプス2010年夏)

2010年08月30日 20時20分30秒 | 
手前が「チングルマ」で奥に「ハクサンイチゲ」の群生。
たかが花でも雰囲気の出る写真の撮り方は難しい。今はデジカメでバシャバシャいくらでも撮れるし、その場で撮り直しも簡単にできる。千三とまではいかなくても百回も二百回もシャッター押せば、中にはそこそこ自己満足できる画もある。
途中で遭った登山者が、「苦労して撮って、自分では良く撮れた、と思って家族や友人に見せるが、ほとんど評価されない・・・」と嘆いていた。ありそうな話である。
今はネットやブログなどでいくらでも同じような写真が見れるし、それこそプロの写真も見れる。その辺と比較されたら、やはり難しいものがあるのかもしれない。
その人は「んだもんで、最近はあまり真剣に撮らなくなった」そうだ。
写真、って、基本、自己満足の世界なんだろうが、良く撮れた、と思うものはやはり誰かに見せたくなる気持ちはわからんでもない。そして一言でもいいからなんか言ってもらいたくなるのもわかる気がする。
ま、一言評価したくなるほどのいい写真などそんなに多くあるわけでもないが・・・

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ハクサンイチゲ(北アルプス2010年夏)

2010年08月30日 18時36分25秒 | 
これも今回覚えた花。「ハクサンイチゲ」漢字で書くと「白山一花」だそうだ。へぇ~、「一花」で「イチゲ」って読むんだ・・・。
この写真は双六小屋から少し上がったところに群生していたものだが、この時はまだ名前も知らなかった。いっぱい咲いてるなぁ・・・程度で通り過ぎてしまった。後々アップする予定だが、この先、黒部五郎を越えて北ノ俣岳から太郎平小屋へ下りていく途中にメチャクチャ大量にそれはそれはみごとに群生していて、さすが気になってすれ違う登山者に名前を聞いて教えてもらった。大量に目の当たりにしたので、一発で覚えた。

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チングルマ(北アルプス2010年夏)

2010年08月30日 14時32分54秒 | 
今回、名前を覚えた花。「チングルマ」の名前は聞いたことがあったのだが、最初に、これがチングルマと教えてもらったときはたまげた!
「え~ぇ!これがあの綿毛(オヤジ毛?)のチングルマ???」と最初は信じられなかったが、何度か見かけるうちにそれらしく変化していく過程も見つかり、納得した。
花言葉は「可憐」だ、そうだ。
しかし、これだけ形態が変化する花もめずらしい部類なんじゃないかな・・・

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穂高連峰(北アルプス2010年夏)

2010年08月30日 11時13分08秒 | 山旅
振り返ると、穂高連峰がシルエットになって浮かび上がっている。大キレット、北穂、涸沢、奥穂・・・・
そのうち行ってみたい奥穂~西穂の縦走・・・一般ルートで最難関と言われているがどんなもんなのか???あまり自信はないが、逆になんとかなりそうな気もする。
今は、先のことより、今日のこと。
取りあえず朝方は天気よさそう。天気いいのがなりより一番!と気分良く、軽快に登っていく。

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