ぶらぶらと 山旅、海旅、里の旅

いつまでも、どこまでも、あてもなく、はてもなく

富士登山ブーム!山梨県側から25万人初突破

2010年08月29日 22時28分35秒 | 山のNews

富士登山ブームを受け、山梨県側からの富士山の登山者数が、初めて25万人を突破した。
 これまでの最高は一昨年の24万7066人。今シーズンが終了する今月31日までに26万人に届く勢いだ。
 富士山6合目にある「富士山安全指導センター」によると、7月1日の山開き以降、吉田口登山道からの登山者数が、25万人に達したのは28日午後11時半頃。29日午後5時現在で25万3414人となっている。
 今シーズンは7月だけで初めて10万人を超えた。8月も週末やお盆には1日で5000人を上回るペースで、21日には1万人以上が富士山頂を目指した。

すごいねぇ~。こんな渋滞に絶対巻き込まれたくない・・・

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双六日の出(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 21時36分45秒 | 山旅
五日目。
風が夜中じゅう少し吹いていたが、明け方にはピタッと止んだ。
風のせいばかりではないと思うが、夜中に何度か目が覚めた。もしかして行程が楽過ぎて疲れが足らないのか?それともサプリメントに飲んでいる「ニンニク」とか「マカ」がそれなりに効いているのかもしれない。
一週間以上の縦走にはやはり基本のカロリーの他に「ビタミン類」「ミネラル類」は必須なようで、サプリメントなど利用して補給していかないと突然足が攣ったり、痙攣したり、また肩コリが普段以上にキツクなるなどのビタミン類欠乏症状が出てくるので気をつけないとならない。
つい数年前までサプリメントはネイチャーメイドとかサントリーとかのブランドものがほとんどでそれなりの値段がしていたが、今は100均のダイソーでおおかたの種類が揃う。それも20日分で105円の超安値で。
高価なメーカーブランドものとどのくらい効果に違いがあるのかわからないが、取りあえずこれでも摂取していないのとはだいぶ違うようで、おかげさまでシャリバテ以外の障害はなんとか回避している。
目が覚めたのが3:50。天気はどうやら晴れ、っぽい。いつものようにテントの中でシリアルの朝食を取りながら荷物をまとめる。今日はどうやっても黒部五郎小舎までしか行けない。行程的に3時間半。それを考えるとけっこう気が楽。どう考えても楽勝でしょう・・・
出発前、友人に昨日のお礼とあいさつをして5:00出発。
登り始めて間もなく、分岐の前に後ろから朝日が昇る。暫し立ち止り眺めていると、あまりにも神々しくて、何か宗教にでも入って拝みたくなってくるような気もしてくる。
小屋の前でも10~20人ぐらいの登山者が朝日を眺めているのが見えた。

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双六テント場(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 17時11分52秒 | 山旅
テン場にはすでにいくつかのテントが張られていた。が、場所はまだ十分空いている。空いているなかで一番よさげな場所を選定し、風対策に大きな石を確保してテントを張る。がっちり張り綱と石を結び付ける。
テントを張り終えて、ゆっくりコーヒーなど沸かして飲んだり、他の登山者の観察したり、のんびりしながら、時間もあるし、体力も回復したから、双六にでも登ってみようかな?など思っていたら、急に空模様がおかしくなってきてガスがテン場に広がってきた。およよ、である。少し冷たい妙な風も吹き出してきた。相変わらずの山の天気の変化の速さに改めて感心してしまった・・・
2:00過ぎには本降りではないが、パラパラと小雨も降った。昼間の雨は今回初めてだったが、それも直ぐやんだ。
昼前は超晴れの天気で小屋の屋根には布団が広げて干してあったが、若いスタッフがあわててそれを取りこんでいた。
夕方、カレーを作って、食べていると、テントの外から名前を呼ばれた。
友人がたまたまここでテン泊をしていて、見つけたので声を掛けてくれた、とのこと。たまげた!夏休みで槍ヶ岳、穂高近辺に行くとは言っていたがまさか、ここで遭うとは・・・
夕食時、暫し歓談して、アルコールなども相伴にあずかり、盛り上がってしまった。おまけに食料まで貰ってしまった。感謝、感謝である。
普段は日の入りとともに就寝していたのだが、めずらしく夜8時近くまで起きていた。
すごい、夜更かしである・・・(笑)

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双六小屋(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 16時36分53秒 | 山旅
10:30、双六小屋に到着。小屋の前のテーブルでは登山客が三々五々、休憩したり、食事をしたりしている。
ここの小屋にはジョッキの生ビールがあり、今日みたいな晴れの暑い日には最高である。
そして、なんと、水場がある!やっと、である!!!思えば、初っ端の中房温泉の登り口以来、実に四日目にしてようやく、”水”にありつけた。それが一番の感激!!!小屋の前の流しの蛇口をひねると冷たい水がドバッー、っと、流れ出てくる。冷たくて、おいしい。水はやっぱ一番重要で絶対必要だよなぁ~。生き返る・・・
テントでキャンプするにしても、水場のあるなしでは雲泥の違い。気持ちの余裕もそうだが、作るメニューの違いも大きい。水場がない時にはなるべく水が少なくて済むメニューにするのは勿論のこと、他に、食べ終わった後の食器類の洗いも簡単に済ませられるメニューにしなくてはならない。当然油ものの調理など水場のないキャンプ場ではほとんどやらない。
キャンプでの食事の蘊蓄や能書きはいずれまた書く時があると思うのでその時詳しくアップするつもりである。なんせ、20日分の食料を普通に持っていこうとしたら大変な量になる。また、ゴミの始末など、縦走2週間以上もそのまま貯め込んだら、持って来た食料以上に膨れ上がってしまう。ゴミをいかに減らすか?はすでに山旅の計画の段階から考えていかねばならない最重要事項の一つである。
ま、20日分も食料を持って縦走する登山者はそうそういないと思うので一般の参考にはならないかもしれない・・・
と言うことで水場に魅かれて、今日はやはりここでテン泊することに決定~!
ここには、また、富山大の診療所もある。が、こちらにはなるべく世話になることはないように気をつけたい。

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双六小屋全景(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 16時04分23秒 | 山旅
双六小屋が見えてきた。なんか懐かしい。昨年、一昨年と何度か泊っているからか・・・
小屋の左側の白っぽい部分がテント場。双六岳と樅沢岳の間の鞍の底部分で、天候によってはけっこう強い風が吹き抜ける。強風でテントが煽られるのは見たことがあるが、もっと強いと飛ばされたりしたこともあるそうな。
強風、って、けっこう怖い・・・片山右京が富士山でテント飛ばされた仲間が遭難した事例もまだ記憶に新しいし・・・
ここのテン場でテント張る時は、張り綱を固定するのに少し大き目の重たい石を選んで括りつけるようにしている。特に風上側にはデカ目の石を。
以前、登山用品店にテントの対風速耐久度のデータのようなものはあるのか?聞いたことがあるが、わからないとのことだった。メーカーは当然ポールの強さの実証試験などやっているだろうから、ある程度の数字はあるのだろうが、一般には公表していないようだ。
店員曰く、「あまりに強風が強くてヤバそうな時はポールを外すのが一番安全」とのことだった。

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三俣蓮華岳~鷲羽岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 15時51分16秒 | 山旅
三俣蓮華岳から右側を見ると鷲羽岳が見える。さらにその右側の稜線はワリモ岳からウラ銀座縦走コースで野口五郎岳に繋がっていく。
真ん中に見えるのが雲ノ平の祖父岳。
その奥、遠くに頭を出しているのが薬師岳。
実にすばらしい景色!
今回の山旅はこの薬師岳の方面を目指している。果たしていつ着くのか・・・?

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双六岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 15時27分03秒 | 山旅
どうするか?思案しながらも樅沢岳を下っていく。
目の前に双六岳が広がる。どっしりとデンと鎮座している印象。行く先の登山道もはっきり見える。あれを登って行くんだよなぁ・・・
そう言えば、樅沢岳でアマチュアカメラマンが二人、三脚を構えて写真を撮っていたが、他にもでかい三脚やカメラを持った登山者にすれ違ったり遭ったりする。双六小屋を基点にこのあたりを探索、撮影しているカメラマンが多い気がするが、やはり双六小屋の主人の小池潜さんの影響なのだろうか・・・
昨年、泊った時に二言三言会話を交わしたが、写真家の大家という言うより気さくなおじいちゃん、と言う感じで好印象だった記憶がある。
今年も元気なのだろうか・・?知り合いでもなんでもないが、会って「コンニチワ」ぐらい挨拶を交わしてみたい気もする・・・

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樅沢岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 15時09分56秒 | 山旅
10:00ようやく樅沢岳到着。頑張った割にタイムオーバー30分、って、どう言うこと?そんなにキツイアップダウンがあった印象もなかったのだが・・・
ま、左俣岳のあたりですでに前半の貯金を使い果たしていたあたりからそんな予感はしていたが・・・
どうやらやはり軽快に調子よく歩けるのは2,3時間が限度の様子。
山頂で朝、出る前に仕込んだシャケ弁を喰いながら、軽く思案・・・
ここから双六小屋まで下って30分、その先3:30・・・
2時か2時半頃には黒部五郎小舎に着ける計算・・・
少し頑張ってみる???自分に問いかけるが返事がない・・・
天気は?上々。昨年来た時はガスで何も見えなかった。鷲羽が目の前にこんなに見えるなんて、まったく知らなかった。
気分は?先に行きたいような、双六でもいいような・・・
体力は?ギリで大丈夫そうだが、最後の1,2時間はバテバテのコースタイム大幅オーバーの覚悟はいりそう。それでも3時~3時半ぐらいまでには着けると思うが・・・
どうも、進むかとどまるか、踏ん切りがつかない、と言うか、決定打がない・・・ん~ん・・・

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トリカブト(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 13時22分31秒 | 
さすが、この花はわかる。「トリカブト」。
花に特徴があるのは勿論、この花の毒を集めて殺人をしようとする発想が常人には思いつかない奇抜さがなお一層印象を深める・・・
花自体には何の罪もないのだが、なんとなく罪深く哀れで可哀そうな気がする・・・

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槍ヶ岳を目指す登山者(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 09時01分38秒 | 山旅

写真の手前側少し左よりに3人組のパーティ。多分、今から今日中にあの槍ヶ岳まで登って行くのであろう。すげぇ~!
もっとも、自分も今朝、あの槍ヶ岳の向こうからここまで歩いて来ているのだが・・・
登山者の小ささと西鎌尾根の登山路、その先の槍ヶ岳との対比が大自然の大きさをまざまざと実感させる。
画像クリックするともう少し大きな写真が見れる。写真が大きければ大きいほど迫力と実感が湧くと思う。
今回のお気に入りの一枚。

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硫黄乗越(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 08時50分44秒 | 山旅
どうやら、左端のピークを越えたあたりが硫黄乗越あたりだと思うのだが・・・
すでにけっこうバテてる。
真ん中少し右寄りの台形の山が樅沢岳。その先を下ったところに双六小屋があるはず。黒部五郎はそこからまた双六岳へ登り返して、三俣蓮華のそのまた先・・・遠いなぁ・・・
完全に弱気モード・・・

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槍ヶ岳(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 08時37分01秒 | 山旅
振り返ると、辿ってきた西鎌尾根の先に槍ヶ岳がそびえてる。実に絵になる・・・
穂高連峰の方はどうやらガスに覆われている。夏の空の典型なんだろうな。
天気予報でよく聞くフレーズ「上空の冷たい空気の影響で大気の状態が不安定で山沿いでは突然の雷雨に注意が必要・・・」の実際の映像がこれなんだろうな・・・
それにしても、最高の山歩き、感激もん・・

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何の花?(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 08時11分51秒 | 
綺麗に咲いていた。
でも、なんていう花?
黄色いのは多分「たんぽぽ」?違うのか??
その程度の知識しかない・・・
年に2つ3つずつぐらいおぼえるのがやっと・・・
昨年、どうにか覚えたのが「コバイケイソウ」。それも覚えるまでに、「コバケイソウ」「コバイケソウ」「コ・バイケイソウ」「コバ・イケイソウ」「コバイ・ケイソウ」「コバイケ・イソウ」などなどの変節を踏んで・・・
未だにどう言う読みが正しいのか知らない・・・
お粗末・・・

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左俣岳(?)(北アルプス2010年夏)

2010年08月29日 07時20分51秒 | 山旅
多分、時間的にも地図の地形的にも左俣岳だと思う。
あれほど元気だった足取りもこの辺まで来るとさすが少し疲れてきて足が重くなってくる。目の前の登っていくつづら折りの登山道を見上げて「マジかよぉ~・・・」と思うようになると既に疲れが来ている兆候。逆に元気な時は、次のピークではどんな光景、新しい景色が展開されるのだろう?との期待感で無意識のうちに足が前に出て進んでいく。
そして疲れてくると意思も軟弱になってくる。
理想なら双六越えて黒部五郎まで行きたいのだが・・・そのためにあまり休憩も取らず、先を急ぎぎみで歩いてきたのだが・・・
すでに、出発の時に思っていた「本当なら・・・」が、「理想なら・・・」に一歩後退し始めている。
もう、少し先に行って、その時の天気、気分、体力かな・・・とは言っているものの、多分、双六泊まりになる確率が既に60~70%ぐらいに跳ね上がっている・・・
軟弱なんちゃって縦走屋の典型かも・・・???

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