ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

「ディエゴにおまかせ」は体のいいサボり

2024-09-04 11:15:00 | 日記
近年の恒例となっている尻すぼみ。

一番の原因はズバリ、
「ディエゴにおまかせ」です。

これはディエゴが決めないのが悪いのではなく
運ぶ・撃つ・決めるを
全部ディエゴに任せているのが大きな原因。
つまりチームの問題です。

この傾向は別に初めてではありません。
ディエゴが加入してから毎年、
ディエゴに頼りすぎるあまりに
ディエゴが流れの中で点を取れないと
チームの流れも一気に停滞する。

ちなみに2020年ディエゴがブレーキとなった10月、
その間8試合で戦績は3勝0分5敗。
2019年は第21節を最後に流れからの得点が無く、
その後の戦績は5勝4分4敗。
2018年に至っては第23節を最後にPKすら外して
最終節で得点を取るまでブレーキが続き、
その間の戦績が最終節を含めて2勝4分5敗。
尚、一昨年は10月以降1点のみでしたが、
その間の戦績は2勝1分4敗。
半分以上の4試合でチームは無得点でした。

2020年に特に気になったのが
試合途中、もしくはスタートから
ディエゴが2トップの一角に入っていること。
繰り返しますが、ディエゴに何でもやらせちゃダメ。
ディエゴがサイドである利点は、
運ぶディエゴに相手の注意が集中して、
そこで中に流していい状況でシュートを撃たせる
というところにあると考えています。
だからさんざん言っているんですが、
田川とディエゴはポジション逆なの。
ディエゴが中にいると相手の集中が中になるから
そこからサイドに展開してクロスを上げても
中に相手がたくさんいるという事になる。
田川だったら一人チェックに行かせれば十分ですから。

その点、堅実にチームに順応してきたアダは
突進のイメージが強いですが、
パスやクロスに合わせて、
なおかつワンタッチの割合も高い。
さらにはアシストをしたのは殆どが日本人選手。
結果としてチームにフィットしてきたという事でしょう。

「ディエゴにおまかせ」はイコールで
チームのサボりでしかありませんが、
「アダがおまかせ」はチームで
ボールをゴール前まで運ぶという意識を生みます。

「決めてくれると信じておまかせする」と
「そこに入ってくれると信じてボールを運ぶ」は
全然意味が違います。

と、これだけ述べている中で
開幕戦を観た限り、この問題はどうやら
別の要素も絡んでしまっているように見受けられます。
要するにさらに「潰れ役」まで入ってしまって
「ディエゴにおまかせ」に拍車がかかったと。