昨日の夜、ＮＨＫでイチロー特集をやってたんで、それをみた。
相変わらず、彼は孤独な戦いを挑んでるんだなあって思った。
彼の残した足跡は
ここで書くまでもなく
すごい記録を打ち立ててきてるんだけど、
ボク的には
何か物足んなくてねえ・・・。
毎年、この時期は期待しながら彼の特集を観てるんだけど・・・。
結局、今年も聞けなかったよ。
「チームの勝利をまず第一に考えて～」っていう言葉が・・・。
今年は、「プレッシャーに弱い自分を変える元年」ということで
自分から、どんどんプレッシャーをかけていったらしい。
でも、どんなプレッシャーかっていったら
残念なことに
やっぱり、「自分が何本ヒットを打つか」っていうプレッシャーなんだよね。
でも、プレッシャーに打ち勝つっていう試みを
続けていけば
そのうちわかってくるんじゃないかって期待してるんだけど・・・。
彼はきっと、
野球はチームスポーツだってことが
すっかり、抜け落ちちゃってるんだろうなあ。
チームメイトの城島が声かけしてくれてるのも
「あいつはプロのキャッチャーだから、細かいところまで観察してる・・・」
としか、思えないみたいだもんね。
ボクが気が付いてほしいのは
「チームの勝利」をホントの意味で優先できたとき
はじめて、
彼の感じてるプレッシャーから解き放たれるってことなんだけど・・・。
それがファンの期待にもつながるし。
ファン心理は
毎打席ヒットを打ってほしいって思うんだよね。
彼が考えてる以上に
彼に対して期待してるってことをわかってほしいんだけど。
でも、
インタビューの最後に
「プロとはファンや選手の度肝を抜くこと」なんて言ってたから
「プレッシャー」を力に変えることなんて
もう、無理かもしれないね・・・。
ファンまで無意識に
敵に回してるんだもん。
たった一人での戦いはホンットに辛いと思うよ。
支えてくれる仲間がいるっていうだけで
力は倍増するもんなんだけどね。
そうしたら、本当の意味で
大記録を残せる選手になれるかもしれないのに
ホント、惜しいよねえ・・・。
一日一回ぽちっとやっておくんなさいまし
