毎日の読書 「教会の祈り」

私たちはキリストの体の一部 「聖務日課(読書)」より

聖コロンバン修道院長 永遠の代祭司の神殿に輝く永遠の光

2013-10-15 00:00:25 | 聖コロンバン修道院長
聖コロンバン修道院長(6世紀中頃~615年) リュクセイユの修道院長
『悔い改めについての訓話』
 「主人が帰ってきたとき、目を覚ましているのを見られるしもべたちは※1。」、なんと幸いな恵まれた人でしょう。すべてを満たし、すべてを超えておられる万物の作り主である神を迎えるために目をさましていることは、なんと幸いな徹夜でしょう。

 私はまことに卑しい者ではありますが、それでも主のしもべです。神が怠慢の眠りから私を目覚めさせてくださいますように。また、神の愛の日を私たちの内に燃え立たせてくださいますように。

 ああ、私の明かりが夜通し主の神殿にともされ、燃え続けることができたら、またその明かりが、私の神の家に入るすべての人を照らすことができたら、なんと幸いなことでしょう。主よ、私の神であり、あなたの子であるイエス・キリストの名によってお願いいたします。衰えを知らぬ愛を私にお与えください。私の明かりが、いつまでも消えることなく燃え続きますように。その明かりが私の内に燃え上がり、他の人々を照らすものとなりますように。


年間第二十八火曜日 読書
第一朗読 ゼカリア1:1-2:4
第二朗読 聖コロンバン修道院長 悔い改めについての訓話
※1 ルカ12:37
主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主人は帯を締めて、この僕たちを食事の席に着かせ、そばに来て給仕してくれる。


聖コロンバン
 六世紀前半、アイルランドに生まれる。古典文学と神学を学んだ後、修道生活に入り、フランスに移ってからは多くの修道院を設立し、厳しい会則をもってそれを治めた。やがてフランスから追放されてイタリアに行き、ボッビオに修道院を設立した。一般信徒と修道者たちの信仰を高める上で大きな業績をあげ、615年に帰天(死去)。

女子パウロ会 聖人カレンダーへ
http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=112302

ベネディクト16世が、教父に関する講話で「聖コルンバヌス(コロンバン)」について解説しました。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message317.htm

最新の画像もっと見る

コメントを投稿