銀色のかけら

銀魂感想と徒然日記

アニメ銀魂゜307話『さらばダチ公』

2016-01-27 19:28:36 | アニメ銀魂感想
天ではなく、自分に抗ったと語る松陽先生。
銀さんたちと生きた時間は、想いは、本当に失われてしまったのでしょうか。

銀さんの胸を突いた刃。
致命傷かに見えましたが、いつものジャンプが!
ほっとする皆。
なにより、ジャンプ仲間の全蔵が口元に乗せた笑みに、こちらも嬉しくなりました。

それと、
無事集結した真選組。
通常運転の沖田と土方のやりとりで、ほんの少し息が吐けましたね。


傷も落ち着き、毎度かかりつけの大江戸病院で療養する銀さん。
幕府への反乱分子となり、あまり人には知らせていないでしょうから、新八の携えたフルーツは、お登勢さんかお妙さんあたりからでしょうか。

「夜明け前が一番暗ェ」

明日に射す光を見るため目を瞑るなと、新八に諭す銀さん。

「たとえこの先、どんなに深い夜が待っていてもな」

暗示するような言葉。

まさに、どこまでも深い夜で奮闘することに・・・

でも!
お兄ちゃんも決意を新たに。
銀さんと剣を交えたことで高杉が何かを得心し目的を絞ったことに気付いた万斉も、その意志に承服し行動するのでしょう。

きっと暁光が!
きっと!

茂々公、私はまだ望みを捨ててはいません。
貴方を待っていたい。
どうか、どうか・・・


EDの歌詞の影が落ちてたり、いろいろ凝ってましたねぇ!
気合いをひしひしと感じられる篇でした。
丁寧に作ってくださって、本当に感謝です

WJ掲載時の感想はこちらこちらです。

WJ銀魂572『死に場所』

2016-01-26 20:35:22 | WJ銀魂感想
万斉と高杉の出逢い。
牢でお隣さんだったんですね!
そして、ふたりの脱獄の手引をしたらしい武市。
現・鬼兵隊、結成までの経緯が出ましたね。

「俺のために死なねェか」
なんて、とんでもない勧誘に乗るなんて、万斉さんホントに晋助に惚れたんですねぇ。
や、わかってたけども

高杉の確固とした決意。
ただ、目的を果たすために、真っ直ぐに突き進む姿。
道に迷い、導く明かりを求める者にとって、それは魅力的なのでしょうね。

そしてそれは、己の楽しみのために生きる神威にとっても、興味深いのでしょう。
高杉に惚れているからこそ、自分の楽しみを抜きにして何度も肩を貸し、借りを返すという名目で高杉の命を救い、高杉たるための着物まで届け、もしかすれば意識を取り戻す加勢をしたのでしょうね。

そりゃ、復活しなきゃね!!

どうか、どうか皆生き延びて・・・
スポットライトが当たるたび、喜びとともにフラグがチラつき胃が痛くなりそう

もうひとつ。

地球産って、朧?
そんな件ありましたっけ・・・

さらにもうひとつ・・・

銀さんの出生が、また気になってきました



アニメ銀魂゜306話『戦のあとには烏が哭く』

2016-01-20 22:01:31 | アニメ銀魂感想
いよいよ天道衆が出張ってきましたね。
傀儡と化した一橋のボン。
いや、傀儡として育てられたのですよね・・・哀しい人です。

銀魂の世界、天子がいるんですね。
どんな方なんでしょう・・・気になります。


銀さんとの激闘の最中、錫杖に似た剣で腹を貫かれた高杉。
舞い降りた烏。

深手を負った右で木刀を手にし、朧と対峙する銀時。

このシーン、アニメになると更にいいですね!
ふらつく足で前に立ち、高杉を自分の陰に隠す銀さんに、グッときました。

そしてもうひとつ、胸を鷲掴みにされたシーン

切りかかる朧の刃を木刀で受け止め、
「てめェが、松陽を」
と叫ぶ銀時の後ろから
「語るんじゃねェ」
と続け、朧の左目を差した高杉。

WJ掲載時も、銀さんと高杉の共闘に、ついにこの時が来たと感極まり、涙しました!

ですが、多勢に無勢、おまけに満身創痍の銀さんと高杉。

そこに、助太刀する夜兎兄妹。

銀さんも高杉も、愛されてるねぇ
神楽ちゃんと銀さんは家族みたいなもんだから分かるんですが、神威の高杉への執着は何故かと。
楽しむ(夜兎の本能)ため奔放に凶行に走る神威からすれば、ただひとつの目的の為ある者全てを利用するだけでなく自分の全てを投げうって凶行に走る高杉という侍は、理解してみたいと思う相手なのかもしれませんね。


そして、もうひとつの危機的状況。
死を覚悟した侍忍連合。
近藤さんと土方が見上げた先に立っていたのは、沖田率いる真選組の面々。
まぁ、シリアス沖田のカッコイイこと!

空には松平のとっつぁん!

そして、来週で・・・


で!!
まさかの銀八先生!
で!!
まさかのコミックス『読者とふれあう質問コーナー』のビジュアル化
セリフ、ホントに入れちゃった
松陽先生になんてセリフを
で!!
まさかの「公開処刑」がタイムリ・・・げほがほ


WJ掲載時の感想はこちらこちらです






WJ銀魂571『まんじゅうと朝飯』

2016-01-18 18:16:09 | WJ銀魂感想
今週の銀さん、いつもに増して美形でカッコ良し!

自分の居場所で今をしっかり見据えて生きる銀さん。
松陽先生の教え通り、自分の信念の侍であり続けているのですよね。
けして、虚ではなく・・・

ね、銀さん、馬薫のデコ目みて「明日の朝飯、目玉焼きにしよう」と思ったでしょ
そんな銀さんに勝てるわけないよなぁ!

パピーも大活躍してるようですね。
阿伏兎は副将の領分をしっかりと。
阿伏兎もどこかの副長さんと一緒で、フォロー三昧だよなぁ(笑)

そしてそして・・・

誰か!
誰か総督をっっ

高杉、目を覚まして!



アニメ銀魂゜305話『仇』

2016-01-13 18:26:58 | アニメ銀魂感想
ついに、アニメもこの話まできましたね。
素晴らしい作画。
素晴らしい演出。
素晴らしい語り。
本当に、ありがとうございます。

拳を振るい合うふたりの悲しみと苦悩に、胸が潰れる想いです。

高杉の
「やめろ銀時・・・頼む」
辛かった・・・


以下、内容に関しての感想は、ショックも生々しいWJ掲載時のものをそのまま


高杉の狂気が、やっと自分の掌に落ちてきた気がします。

銀さんが幾ら説いても、立ち塞がっても、それは難しい。
高杉が言うように、高杉は『それ』をも呑みこんだ闇を包蔵するがゆえの狂気なのですから。

高杉を止められるのは、自分の行いが銀さんの闇を増幅させているという高杉自身の悟りなのでしょうが、それさえ既に解しているはず。
拳を振るい合うことで、果たして収まるものなのか・・・。

先生をも救った銀さん。
先生は、皆にどう生きて欲しかったのでしょう。
その荷は銀さんのみならず、否、銀さん以上に、高杉や桂に背負わせてしまったのですから。
生き延びてしまった者は、その先、生きている限り、その重責を感じ続けなければならないもの。
銀さんのように闇をじっと抱え込み、宿痾の痛みに耐えて生きていって欲しかったのでしょうか。
銀さんのその生き方さえ、高杉や桂のためなのでは?

荷が重すぎます・・・。

桂は『一番つらい』と思っている銀さんの生き方を目の当たりにし、桂ならではの柔らかい優しさで銀さんを見守り、共に高杉を止めようと決めたのでしょう。
それが先生のためであり、銀さんの痛みを少しでも和らげることになるのではと思っているのでしょう。

三者三様の闇。
不本意であれ、それを抱えさせることとなった先生。
救いはどこにあるのでしょうか。

2014.11.22



去年のこの頃の記事で、サイトから支部に再録した私の作品(健全)、
幼い銀さんと松陽先生の話『月を想う・前篇』
紅桜篇後、高杉の夢を見た銀さんの話『氷輪』
を紹介させてもらいました。
旧作ですが、タイムリーになってしまったので・・・
ただ、『月を想う・前篇』の先生の台詞、ひとつだけ変更しました。
私にとっては、とても重要な変更です
このブログの『少しだけ・・・作風紹介』には書いた当時(2009年)のまま、があります

☆連作用支部アカの他作品と、もうひとつ単品用支部アカには、腐向けもございますので、なにとぞご留意くださいますよう。