だんごに恋したっ!~紀州釣りを貪る女のつぶやき~

あづい・・・脳みそトロけそぅ・・・

団妻がゆくっ⑨ ~炎の3連チャン~

2007年03月05日 | 紀州釣り珍道中


2007.3.2
晴れ・2.7℃-17.1℃・西3m/s・154cm-10cm


ふにゃ太郎の恩赦により、単独釣行を決行した。
今回は近場ではなく、遠征である。
いつもの塩津ならば道も把握しているが、
この度目指す釣り場は道もわからぬ未開の地だ。
地図をプリントアウトして何度も何度もふにゃの説明を受ける。
が ずぇんずぇんわからない。
最終的に「まぁどーにかなるサ」と腹を括った。

翌日の食事の用意をし、昼食に・・と焼きオニギリを作る。
せっかく作ったのに、あまりにもおいしいので
その場で家族③人で貪り喰ってしまった。

午前3時 出発。
期待と不安に胸を膨らませながら、大浜ICへ。
・・・と 大浜の乗り口ってドコやったっけ?
和歌山に着いてからの事ばかり考えていた為、
ド忘れしてしまった。
なんとか思い出し、高速の乗り口にたどり着く。
料金所のナイスルッキングガイと無駄口を叩きながら
①漱石を窓越しに差し出した。
 アゥチッ オーマイゴット!
窓を下ろすのを忘れて突き指しちまったゼ。
爆笑のナイスルッキングガイに余裕の笑みを返しつつ
軽快に走り去る。
あばよ。
次の助松では同じ過ちを繰り返さないように
料金所800m先から窓を全開にして通過し
事なきを得た。
寒かった。

夜更けのハイウェイで‘風’になったワタシ。
目的の海南東ICで下りる。
問題はここからだ。
フィッシングクリモドでは順調に行けた。
がしかし、店が閉まっているではないかっっ!!
歩道に車を止め、中を覗き込むと準備中の
店員サンが気づいてくれた。
ボケを買い込み、目的地に向かう。
ふにゃ太郎が「ココ絶対迷いそうやな」と言ってた
ポイント全てで期待通りに迷う。
迷走の果て、新和歌ロッジにたどり着いた時は
心底ホっとすると同時にアホレナリンが急上昇↑↑

釣り場に着くと、広い駐車場にはワタシだけ。
まだ真っ暗な中、狙いの場所にクーラーだけ置きに行く。
車に戻り、夜明けを待つ。
午前6時過ぎ。
少し空が白み始めたのを見極め、釣り座にダッシュする。
ダッシュしたものの、その長い防波堤にいるのはワタシ一人。
『ひとり乗っこみ開門ダッシュ』である。
完璧アホである。



ちゃちゃっと用意をし、ウレシ満開でヌカを打ちまくる。
2~3時間打ち込むが、アタリが難しい。
‘モジモジ君’も‘ピコ’も‘フワ’も取れない。
アワセても乗せる事ができない。

火曜日に19枚釣ったナイスルッキングガイがやって来て、
色々と教えてくださる。
午前中は変なアタリばかりだが、午後からは明確なアタリで
釣れるらしい。
・・などと親切なレクチャーを受けていた最中、
ウキがピンコ立ちに。
アワセてみるとちびチヌチャン

本年初釣果である。
「デヘヘデヘヘ」と不気味に笑いながら、バカでかいスカリに
キープ。

ナイスルッキングガイが去ってしばらくすると、ひとりボッチだった
釣り場に同じく紀州釣りのお兄チャンがやって来た。
時刻は10時30分頃か。

続投するもアタリがわからないので、全てソっと回収して
どのアタリが有効であるかを探る事に時間を費やす。

段々不明なアタリすら消えてしまったので、ランチタイム。
車内でゆっくりして、釣り座へ戻る。

アタリは相変わらず不明瞭。

自分には無理なのか・・・と諦めモードに入っていたが、
気分を変える為にウキをチェンジしてみる。
お兄チャンが玉ウキを使ってらしたので、ワタシも真似して
堺のおぃやんに貰った‘反転ウキ’を使ってみる。

すると
①投めで チヌちゃんゲッチュ

すげぇよ このウキ・・・

そこからは入れ喰い状態。
必ず獲るべく、どんどんタナを変え続け
あっという間に⑨枚ゲッチュ

ドックン・ドックン・ドックン・・・

あと①枚で夢の二桁・・・

もぅ穴というアナから出てきてしまいそぅなほど
アホレナリンは沸騰している。
この頃には少し喰いが渋くなってしまっていたので
①投入魂で更に考え考え大切に投げ続けた。

そして 夢の⑩枚めゲッチュ

「ここまで来ればもぅ①枚!」と思ってしまうのは
釣り人の常であろう。

すでに髪も乱れ鼻息荒くひとりで釣りするワタシの姿は
もぉ「紀州釣り」ならぬ「鬼醜釣り」だ。

残りボケもなくなった最後の①投。
狙いに狙って慎重に11枚めゲッチュ


ミニミニちぬチャン達



ココの釣り場は確実に釣れる。
なのですこぶる上手な人にとっては物足りないだろぅ。
だけどワタシのように修行中の身であれば、渋い冬場に
かなり練習できる場であると思う。
なーんでも試してみないとわからないとワタシは考える。


お陰で初釣果が11枚。チッチャイケドネ
実際に釣ることによって、色んなことを学べた。

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帰り道は迷いに迷い、往路①時間であったのに比べ
帰路は③時間かかってしまった。ダッフンダァ

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ふにゃ太郎と娘、そして釣り場で出会ったナイスルッキングガイ達に感謝して・・
love is all,Thank you.



そしてこの日から‘まさかの炎の③連チャン’となったのであった。


 ほとんどビョーキぃ

 ヽ(°▽、°)ノ