goo blog サービス終了のお知らせ 

河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑197 / 根本

2025年03月24日 | 菜園日誌

畑の片隅にある趣味のコーナ。
盆栽でもやってみるかと、挿し木から育てた、さつき、くちなし、それと木瓜。
普段は放ったらかしにしているが、花が咲くころに存在に気づく。
木瓜の蕾が膨らみだした。
「ぼけ」とはまた不幸な名を与えられたもんだ。
そのうえ、半分ボケた老人に育てられていたのでは、たまったもんではなかろう。
しかし、その花は肉厚で光沢があり、美しい。
蕾は、頬を紅く染めた少女のようiに可愛いい。

中国名の「木瓜」を音読みして「ボクカ」、それが訛って「ボケ」となった。
「木の瓜」と書くように、瓜のような実をつける。
盆栽用の木瓜は実のならない品種だから、とんと実を見たことない。
カリンに似た実がつくらしい。
焼酎に漬けて木瓜酒、乾燥させて漢方薬に使っていたとか。
実のなる品種の種を買って育ててみたいものだ。

暖かいので家の中で育てていた観葉植物の日向ぼっこ。
去年の夏にダイソーで買ったカポックとパキラ。
パキラは一つのポットに二株入っていて100円。
カポックは一株だが、まだ小さくて根元がまだ青かった。
大きく育てたいときは、こういうのを選ぶといい。
つまり、挿し木ではなく種子から発芽した実生(みしょう)。
挿し木したものは、なかなか大きくならないが、実生はどんどん大きくなる。
ただし、売られているものの90%以上が挿し木株だから、出遭えるかどうかは運しだい。

挿し木株は根を横に伸ばすので引っ張れば、すぐに抜ける。
対して、実生は種から太い根を真下に伸ばすので抜けにくい。
だから、強い。
「根ほど葉広がる 」ということわざがある。
ダイコンは双葉の時に伸ばした根の長さで、大きさが決まっているのだとか。
植物の成長の根本(こんぽん)は根であり種なのだ。
さて、大根の種を蒔くとするか。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 畑196 / 健気 | トップ | 畑198 / エメットの法則 »

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ボケの花 (岡山友男)
2025-03-26 12:05:28
こいつは、季節を間違えて咲いたり、花の色が混ざったりするので、ボケと言われたと思ってましたわ!勝手に
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

菜園日誌」カテゴリの最新記事