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COE聖書研究会(第二回)が開催された。初めて聖書を読む者2名、昨年から読み始めた者2名、還暦を過ぎた者3名、合計10名の老若男女が、早大COEビルの一室で創世記1章後半を学んだ。
人の創造は本当に「極めて良かった」のか? 人間は造物主の「失敗作」ではなかったのか? 人間はなぜ「完成品」として創造されなかったのか? 初めから必要十分な知恵と良心を備えた「不滅のロボット」として創造されたら良かったのではないか?・・・・・etc.
酒枝義旗先生が脳死状態になった折、見舞いに来た某教授が「あの博識の脳みそを何とかコンピューターに保存できないものか! このまま失ってしまうのは余りにも惜しい!」と枕元で嘆かれたことがあった。
人は世代ごとに、あらたにゼロから学び直さねばならない。病気や障害と闘いながら、逸脱や失敗をも含めて、各人各様の人生闘争をそれぞれに戦い直さねばならない。代行も「割り勘も」効かない。「愛による増殖」と「育成による継承」とが、摂理によって運命付けられている。
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「神にかたどって人を創造された。男と女とに創造された」(創世記1:27)